2019年募集馬のための種牡馬別走る産駒の特徴ざっくりメモ

種牡馬別産駒の特徴について、参考にざっくりまとめてみたので記します。

参考文献を最後に記しましたが、

以下は血統ざっくり一口メモのように、必要な時に特徴を思い出すための忘備録的メモです。

※随時更新を予定

ディープインパクト産駒

母系の良さを引き出すタイプ。

牡馬よりも牝馬の活躍が多い。

大型馬の米国馬との配合が多い。

母系にストームキャット系があると好走する印象。

G1マイラーを多く輩出。

ディープブリランテ産駒

産駒は父ディープブリランテに似た影響が出る方が良い。

特徴として、繋ぎは長めで太い。

マッチョでいかにもパワータイプの産駒が好走する。

体重も父と同様500キロ近い方が走っている。

Haloクロス(ヘイロー)が良く、Lyphard(リファール)とのクロスは良くない。

キングカメハメハ産駒

産駒は、芝、ダート問わず、マイラーからステイヤーまで幅広く走る。

胴体は筋肉質のがっちり系、トモから脚にかけてはスラリとした馬が走るのが特徴。

キングカメハメハ はヨーロッパの血が濃いため、筋肉質。

それに加え、日本型のようなスラリと伸びのあるような馬体の影響が出ている馬が好ましい。

つまり、胸から胴体にかけては筋肉質だが、手脚がスラリとした馬がよく走る。

産駒には前駆が勝っている馬が多く、後脚とのバランスが大事。

募集時には前が強い分、じきに成長することから、トモが少し頼りなくても大丈夫である。

牡馬の方が圧倒的に走っているので牝馬を選ぶの重賞勝ちはいるものの、リスクあり。

母親の活躍は裏切らない。

サンデー系の配合が無くてもG1級を輩出する、まさにオールマイティ血統。

ブラックタイド産駒

ディープインパクトと同じく、母系の良さを引き出すタイプ。

母の父の良さが産駒に出ているかが鍵。

「ブラックタイド馬体詐欺」という言葉があるほど、産駒の馬体はいかにも走りそうで素晴らしいが、全く走らない馬もいる。

産駒選びの難易度は高い。

シンボリクリスエス産駒

サンデーサイレンス系の牝馬との配合が多いせいか、気性が荒い。

仔にサンデーサイレンスの気性の荒さが伝わってしまっている。

現時点で牝馬はほぼ走らない。

募集時の馬体は参考にならない。

先を予測した投資なので難易度が高い。

母父シンボリクリスエスは馬力、体力面で期待できる。

ダイワメジャー産駒

筋肉の柔らかさが大事。

メジャーエンブレムがいい参考。(一口馬)

走る馬も走らない馬も見た目は一緒。

筋肉量が豊富なため若い時から負荷をかけられるので早熟。

サンデーサイレンスよりもノーザンテースト系統のような馬が多い。

牝馬も健康的で長く走るが、募集時の腹袋の大きさが大事。

ロードカナロア産駒

型にはまった、パーフェクトボディか否かが鍵。

ディープインパクトのように母系の特徴が出ると良い。

ロードカナロアは早熟血統の可能性が高い。

母系が早熟系だと古馬での成長と活躍はあまり期待できないかもしれない。

ロードカナロア自体がそうだったように、従順で、人に対してフレンドリーなタイプが多い。

オルフェーヴル産駒

一見走らなさそうな馬も走る。

ステイゴールドよりも気性が激しい産駒が多い。

父馬オルフェーヴルのようにしっかりした馬体に倣って出資馬を選ぶ方がベター。

牝馬は気性の荒さから、カイ食いの悪さが目立ち体重が増えず、トレーニングができない、走らない。ということもありえる。

よって牝馬を選ぶ際は大きい馬を選ぶべき。

クロフネ産駒

筋肉やバランスよりも脚に注目。

繋が立っている馬の方が好走する。

クロフネの特徴が直に伝わっている馬を選ぶのがベター。

膝から下の菅が短く、太い馬が良い。

牝馬に活躍馬が多い。

ハービンジャー産駒

筋肉量がしっかりしているのが特徴

母系よりも父であるハービンジャーの良さが産駒に伝わりやすい。

サスペンション部分の脚元に不安があり、古馬までの活躍は期待しにくい。

体が父のようにゴツゴツし過ぎず、軽い雰囲気の馬体の馬には注目。

ペルシアンナイトがそうだったように、脚元に負荷がかからない緩みのある馬体が良い。

ハービンジャー産駒はある池江厩舎と相性が抜群にいい。

ハーツクライ産駒

全体的に骨格が美しいのが特徴。

晩成型で大人しい馬が多く、長距離馬に投資するならこの産駒。

ただし、牝馬はマイラーになることも多い。

飛節がまっすぐスラッとした馬が良い。

だが、若駒から見分けるのは困難。

スピードタイプとの配合が良い。

キンシャサノキセキ産駒

産駒は平均的にバランスの取れた馬体が多い。

走る馬はキンシャサノキセキの父、フジキセキに似た、馬体にボリューム感があるタイプが良い。

2歳から古馬まで安定的に走り、芝とダートを走るマイラーが産駒には多い。

ルーラーシップ産駒

母系にサンデーサイレンス系の勝ち上がり率が高い。

重賞勝ち馬には、サンデーサイレンス系とRibot系の血がある馬が実績がある。

最近ではRobert毛糸の配合も勝ち馬を輩出している。

何故か父の出遅れ癖は産駒に影響しがちである。

まとめ

ざっくりまとめてみましたが、結局走らせて見ないとわからないってことです。

ただ、今回の記事を改めてまとめて、現在出資馬のクリアンサスの2017(父ロードカナロア)は結構走るかもしれないことと、ピクシーホロウ の2017(父オルフェーヴル)は父の特徴があまり出ていないがどうだろうか。。という参考にもなりました。

まだまだ一部ですが、今後の出資にも活かしていければと思います。

参考

一口馬主DB (最終閲覧日:2019年1月5日)
https://www.umadb.com/knowhow/

治郎丸敬之. 馬体は語る. 主婦の友社, 2018年, 256p

亀谷敬正. 勝ち馬がわかる血統の教科書,2018年,319p

KADOKAWA. 走る馬がわかる本, 2018年, 128p

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