2020年度、これまでの重賞クラブ勝ち馬一覧【4月5日現在】

2020年これまでのクラブ馬、重賞勝ち馬一覧です。

去年はクラブ馬が21勝しましたが、今年は果たして何頭の馬が重賞Winnerとなるでしょうか。
今年も1年追っていきたいと思います。

キャロットクラブ

サンクテュエール 牝

父ディープインパクト
母ヒルダズパッション(母父Canadian Frontier Gone West系 ミスプロ)
勝ち鞍:シンザン記念(G3) 【ルメール騎手】
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 20万円/400口

2020年、クラブ馬1頭目の重賞制覇。キャロットは2019年の下半期から勝率を上げてきて安定的に勝利を重ねています。
サンクテュエールは去年アルテミスS(G3)でリアアメリア(シルクR)の2着。実力は確かなものの、シンザン記念ではサンデーレーシングのルーツドールに圧倒的人気を譲りました。しかし、勝ったのは実績十分のサンクテュエール。スタートは出遅れたものの、直線でヴァルナと競り合い残り100mで粘り強く抜いての1着。鞍上はルメール。スタートは出遅れたがしっかりすぐに前について好位置をキープしました。ルメール様様の騎乗だったのではないでしょうか。

サートゥルナーリア 牡

父ロードカナロア
母シーザリオ(母父スペシャルウィーク)
勝ち鞍:金鯱賞(G2) 【ルメール騎手】
調教師: 角居勝彦 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 35万円/400口

今年に入ってキャロットクラブ重賞2勝目、サンクテュエールに続き鞍上はいずれもルメール。この日の金鯱賞の単勝は1.3倍の圧倒的人気。サートゥルナーリア自体は勝って当たり前のレースだったみたいだが、斤量も他の馬よりも2キロ背負ってのアタックながら、他を寄せ付けない横綱相撲は見事でした。去年は皐月賞を勝ち、有馬記念では2着という堂々の成績。下馬評通りの結果だったが、サートゥルナーリアの強さを改めて示したレースになりました。一口価格35万円という驚異的な値段で、走って当たり前というよりちゃんと走って良かったね。。。という感じでしょうか。今年から本格化したといわれるサートゥルナーリアの今後のG1戦線には注目ですね。

クルーガー 牡

父キングカメハメハ
母アディクティド(母父ディクタット In Reality系)
勝ち鞍:ダービー卿CT(G3) 【石橋脩騎手】
調教師: 高野友和 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 10万円/400口

安定的に重賞馬を量産するキャロットクラブ。クラブ重賞3勝目は8歳になったクルーガーでした。8歳になっても現役なのはクラブ牡馬の特権であり、実に出資者孝行な馬です。クルーガー自身はこれで読売マイラーズC(G2)以来の重賞2勝目。去年まではオーストラリアに遠征し、同クラブのメールドグラースやリスグラシューの陰に潜んでいましたが、G1戦線に参戦していました。この日勝ったダービー卿CTは内容的に完勝。スタートも五分五分のスタートで中団に構え、ラストの直線では何にも遮られることなく、コースが空いたところを一線。突き抜けて勝ち抜けました。尚、このレースの3着もキャロットクラブ所属のレイエンダでした。おそらく今年引退ですがまだまだ活躍できそうな強い内容の競馬でした。

シルクレーシング

ブラストワンピース 牡

父ハービンジャー
母ツルマルワンピース(母父キングカメハメハ)
勝ち鞍: AJCC(G2)【川田将雅騎手】
調教師: 大竹正博 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 5万円 /500口

2020年、クラブ馬2頭目の重賞Winner。今年の馬主トップリーディング(1月末現在)の1位キャロットクラブとシルクレーシングクラブが順当に重賞勝ち。ブラストワンピースが勝利を収めたAJCC(G2)は、天皇賞・春(G1)のステップレースにもなっていて、去年天皇賞・春を制したフィエールマンが単勝圧倒的1番人気で2着になったレース(勝利馬シャケトラ)。ブラストワンピースは前走凱旋門賞出走からの復帰初戦のレースでこのレースに出走しました。途中で故障した馬が発生し、最終コーナーで影響を受けましたが、直線では先頭を走るステイフーリッシュをしぶとく交わして勝利を飾りました。ちなみに2着はステイフーリッシュ、3着はラストドラフトと社台レースホースクラブの馬が入りました。

プリモシーン 牝

父ディープインパクト
母モシーン(母父Fastnet Rock デインヒル系)
勝ち鞍:東京新聞杯(G3) 【M.デムーロ騎手】
調教師: 木村哲也 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 11万円/500口

今年に入ってシルクレーシング2頭目の重賞勝利馬。このレースはクラブ馬が16頭中8頭と多く出走していました。
スタート直後から第3コーナに向かうあたりは少し掛かり気味に見えたプリモシーンでしたが、徐々に折り合いがついて最終コーナー直線では一度はレイエンダが突き抜けたように見えましたが、プリモシーンもじわじわと足を伸ばして外から他馬を差して1着。牝馬ながら56キロの斤量を背負っての快勝、強い競馬を見せました。次走はオーストラリアの重賞も視野に入れているようです。

サンデーレーシング

クロノジェネシス 牝

父バゴ
母クロノロジスト(母父クロフネ)
勝ち鞍: 京都記念(G2)【北村友一騎手】
調教師: 斉藤崇史 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 35万円 /40口

重賞勝ち馬の牡馬も多く揃ったレースで鮮やかに突き抜けて余裕の勝利。去年の秋華賞の勝ち馬。ここまで9戦5勝で馬券に絡まなかったのはエリザベス女王杯の5着のみ。この馬が結果を残す度に一口35万円というのに、出資者孝行たるや、とてもうらやましい限りです。父のバゴはこれまで大物産駒を出していないことからあまり評価されていませんでしたが、クロノジェネシスの半姉にはヴィクトリアマイルG1を勝ったノームコアがいます。父よりも母がいかに優秀な子を残しているのか、偶然ではなく、強い仔を生む母親は高い確率で兄弟姉妹も優秀な気がします。斉藤崇史調教師もまだ5年目ながらこれで重賞3勝目。かつてノーザンファームで働いてたということもあり、有力な馬がこの師につくという話もサンデーの募集時にはよくありましたが、馬の良さだけでなく、ノーザンファーム直々の育成ノウハウをよく知った当然の結果として今実を結んでいるのかもしれないですね。

ラッキーライラック 牝

父オルフェーヴル
母ライラックスアンドレース(母父Flower Alley フォーティナイナー系)
勝ち鞍: 大阪杯(G1)【M.デムーロ騎手】
調教師: 松永幹夫 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 75万円/40口

5頭(多分)もG1ホースが揃うレースで完全復活の勝利。おととしの秋華賞から成績が下降する時期もあり、牝馬はやはり難しい、もう走らないかもしれないとも言われてもいましたが、去年の秋から復調。そこからエリザベス女王杯、大阪杯とG1を2勝して見事返り咲きました。デムーロもいい馬に乗せてくれない微妙な時期もありましたが、美浦に移動して心機一転。人馬ともに完全復活の勝利ではなかったでしょうか。これでオルフェーヴルの種付け料もラッキーライラックの活躍で値段もあがりそうですが、これまでの活躍産駒を見ると重賞勝ち馬5頭中4頭がなんと牝馬でした。産駒も急に走ったり走らなかったりするのが特徴ですが、時には女の負けん気を発揮する牝馬がオルフェ産駒にちょうどいいのかとも思いました。個人的には牡馬のホームランバッターを見たいですが、一口馬主においては安価な牝馬を狙う方が収支としては無難なのかもと改めて思いました。

社台

ベストアクター 騙馬

父ディープインパクト
母ベストロケーション(母父クロフネ)
勝ち鞍: 阪急杯(G3)【浜中俊騎手】
調教師: 鹿戸雄一 (美浦)
生産: 社台ファーム
一口価格: 175万円 /40口

重賞で人気の社台クラブの馬は馬券として買えないが、人気がない時こそ、ここぞとばかりに勝利をもぎ取るのが社台クラブの馬である。(だけどG1は除く)阪急杯G3で勝ったのはベストアクター。6番人気の単勝22.3倍でした。鞍上の浜中騎手もケガから復帰した初週(多分そう)で重賞を見事勝ち取りました。これでベストアクターは3連勝。レースは直線で抜け出したと思われた1番人気のダイアトニック(シルクレーシング)を首差で差しての1着。ダイアトニックはのちに降着で3着。この週から無観客競馬となったレースで、審議後に繰り上げ2着となったフィアノロマーノ鞍上の川田騎手の怒号が聞けたのは印象的でした。

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