【最新】2020年度、これまでの重賞クラブ勝ち馬一覧【12月20日現在】

2020年これまでのクラブ馬、重賞勝ち馬一覧です。

去年はクラブ馬が21勝しましたが、今年は果たして何頭の馬が重賞Winnerとなるでしょうか。
今年も1年追っていきたいと思います。

今年は重賞勝ち馬と共にその時の私の感想を添えていますが、色々と勝手な妄想で発言していることに気づきました。
幸い誰も読んでいないので波風は立っていないのですが、たまたまこのサイトを見つけてこれらの私の感想を読んで不快な気持ちになった出資者がいましたら、大変申し訳ございません。(クラブ馬が重賞を勝ちすぎて毎回感想を書くのも大変になってきたので、来年はリストアップだけにしたいと思います)

これまでのクラブ勝ち馬を中央/海外競馬を中心にクラブ毎にリストアップしています。
地方はすべて追えないためカウントしていませんが、その後中央や海外でG1を勝った時に併せて記載しています。

今現在12月20日時点で36頭の重賞馬、45勝です。

去年の2倍の勝利数を稼いでいます。今年も後残すところ1週間、次はホープフルS(G1)、有馬記念(G1)が待ち構えていますが、一口馬主旋風はまだまだ続きそうです。

キャロットクラブ

重賞馬6頭6勝。

サンクテュエール 牝

父ディープインパクト
母ヒルダズパッション(母父Canadian Frontier Gone West系 ミスプロ)
勝ち鞍:シンザン記念(G3) 【ルメール騎手】
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 20万円/400口

2020年、クラブ馬1頭目の重賞制覇。キャロットは2019年の下半期から勝率を上げてきて安定的に勝利を重ねています。
サンクテュエールは去年アルテミスS(G3)でリアアメリア(シルクR)の2着。実力は確かなものの、シンザン記念ではサンデーレーシングのルーツドールに圧倒的人気を譲りました。しかし、勝ったのは実績十分のサンクテュエール。スタートは出遅れたものの、直線でヴァルナと競り合い残り100mで粘り強く抜いての1着。鞍上はルメール。スタートは出遅れたがしっかりすぐに前について好位置をキープしました。ルメール様様の騎乗だったのではないでしょうか。

サートゥルナーリア 牡

父ロードカナロア
母シーザリオ(母父スペシャルウィーク)
勝ち鞍:金鯱賞(G2) 【ルメール騎手】
調教師: 角居勝彦 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 35万円/400口

今年に入ってキャロットクラブ重賞2勝目、サンクテュエールに続き鞍上はいずれもルメール。この日の金鯱賞の単勝は1.3倍の圧倒的人気。サートゥルナーリア自体は勝って当たり前のレースだったみたいだが、斤量も他の馬よりも2キロ背負ってのアタックながら、他を寄せ付けない横綱相撲は見事でした。去年は皐月賞を勝ち、有馬記念では2着という堂々の成績。下馬評通りの結果だったが、サートゥルナーリアの強さを改めて示したレースになりました。一口価格35万円という驚異的な値段で、走って当たり前というよりちゃんと走って良かったね。。。という感じでしょうか。今年から本格化したといわれるサートゥルナーリアの今後のG1戦線には注目ですね。

クルーガー 牡

父キングカメハメハ
母アディクティド(母父ディクタット In Reality系)
勝ち鞍:4月4日ダービー卿CT(G3) 【石橋脩騎手】
調教師: 高野友和 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 10万円/400口

安定的に重賞馬を量産するキャロットクラブ。クラブ重賞3勝目は8歳になったクルーガーでした。8歳になっても現役なのはクラブ牡馬の特権であり、実に出資者孝行な馬です。クルーガー自身はこれで読売マイラーズC(G2)以来の重賞2勝目。去年まではオーストラリアに遠征し、同クラブのメールドグラースやリスグラシューの陰に潜んでいましたが、G1戦線に参戦していました。この日勝ったダービー卿CTは内容的に完勝。スタートも五分五分のスタートで中団に構え、ラストの直線では何にも遮られることなく、コースが空いたところを一線。突き抜けて勝ち抜けました。尚、このレースの3着もキャロットクラブ所属のレイエンダでした。おそらく今年引退ですがまだまだ活躍できそうな強い内容の競馬でした。

センテリュオ 牝

父ディープインパクト
母アドマイヤキラメキ(母父エンドスウィープ)
勝ち鞍:9月27日産経賞オールカマー(G2) 【戸崎圭太騎手】
調教師: 高野友和 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 12.5万円/400口

オールカマーを勝ったのは伏兵のキャロット馬センテリュオ。意外や意外、2020年クラブ馬最初の重賞馬は同クラブのサンクテュエールで今年はキャロットは重賞量産するかな、と思いきや下半期に入ってやっと4頭目の受賞Winnerです。(地方もひろげればクリソベリルという大物はいますけど。。)好調クラブでも重賞を勝つというのがいかに難しくて普通じゃないかということが再認識できます。オレンジのネックウォーマーが印象的なセンテリュオでしたが、レースでは鮮やかに外差しが決まりましたね。牝馬5歳で初重賞タイトル。これまで重賞でも何度か好走していますが、次走はエリザベス女王杯を見据えているそうです。オールカマーでは伏兵的人気でしたが、次回のレースでは堂々と人気の一角になりそうな気配がしますね。やっぱりこういう馬は伏兵にしても実績を見てると1着や2着が多く、好走が多いですし、普通に強い馬ですね。(私が認識してなかっただけですが。。)やはり突然変異的に強くなる馬というのはいないということがなんとなくわかりました。

モントライゼ 牡

父ダイワメジャー
母ムーングロウ(母父Nayef  ミスプロ系)
勝ち鞍:11月7日京王杯2歳ステークス(G2) 【C.ルメール騎手】
調教師: 松永幹夫 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 7.5万円/400口

クラブ出身の全2歳馬の中で、重賞初タイトルをもたらしたのは、キャロット出身のモントライゼでした。中長距離で路線で強さを見せる同クラブ出身のオーソクレイスともに、一口馬主クラブの現2歳世代では、キャロットクラブが抜きに出ています。モントライゼは前走の小倉2歳ステークス(G3)でも2着(勝ち馬メイケイエール)と確かな実績を持ってのレースでした。今回はルメール騎手との初タッグでモントライゼのスピードの持続力を武器に、前目に出た競馬をし、名手の手綱でタイミングとペースをつかみ、スピードの持続力で押し切った絶妙な騎乗でした。最後は他馬に迫られるところもあり、しかけが少しでも間違えれば抜かれていたかもしれない展開だったのではないでしょうか。ルメール騎手でないと取りこぼしてたかもしれませんね。モントライゼは血統に相反してキレる感じがないイメージです。父のダイワメジャーが勝ったイメージです。この時期の好走はダイワメジャー産駒の強い馬に見られる印象ですが、来年もこの強さが続くかは来年以降も注目していきたいですね。

レイパパレ 牝

父ディープインパクト
母シェルズレイ(母父クロフネ)
勝ち鞍:12月5日チャレンジカップ(G3) 【川田将雅騎手】
調教師: 高野友和 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 15万円/400口

この週のG1デーはダートのチャンピオンズカップ(G1)が組まれており、キャロットクラブのクリソベリルの1強の様相を呈している感じで、当馬レイパパレの今回の重賞勝ちも見るに、今週はどうやらキャロット祭りになりそうです。レイパパレは3歳になってからのデビューで、そこから今回まで無傷の5連勝。当馬は秋華賞で収得賞金が及ばず除外され、よく三冠牝馬になったデアリングタクトと勝負していたらどうなっていたかとは話題にはなりますね。チャレンジカップでは道中かかり気味に見えましたが、直線に向かった時にはキレ脚よくそのまま後続を振り切ってのゴール。古馬混合とのオープンレースとなりましたが、これまで条件戦も危なげなく勝ち上がり、いきなりの重賞でも他馬を一蹴したところから、この馬の底力と強さを感じます。※この後クリソベリルはチャンピオンズCを負けてしまいました。。

シルクレーシング

重賞馬11頭14勝。

ブラストワンピース 牡

父ハービンジャー
母ツルマルワンピース(母父キングカメハメハ)
勝ち鞍: 1月26日 AJCC(G2)【川田将雅騎手】
調教師: 大竹正博 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 5万円 /500口

2020年、クラブ馬2頭目の重賞Winner。今年の馬主トップリーディング(1月末現在)の1位キャロットクラブとシルクレーシングクラブが順当に重賞勝ち。ブラストワンピースが勝利を収めたAJCC(G2)は、天皇賞・春(G1)のステップレースにもなっていて、去年天皇賞・春を制したフィエールマンが単勝圧倒的1番人気で2着になったレース(勝利馬シャケトラ)。ブラストワンピースは前走凱旋門賞出走からの復帰初戦のレースでこのレースに出走しました。途中で故障した馬が発生し、最終コーナーで影響を受けましたが、直線では先頭を走るステイフーリッシュをしぶとく交わして勝利を飾りました。ちなみに2着はステイフーリッシュ、3着はラストドラフトと社台レースホースクラブの馬が入りました。

プリモシーン 牝

父ディープインパクト
母モシーン(母父Fastnet Rock デインヒル系)
勝ち鞍:2月9日 東京新聞杯(G3) 【M.デムーロ騎手】
調教師: 木村哲也 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 11万円/500口

今年に入ってシルクレーシング2頭目の重賞勝利馬。このレースはクラブ馬が16頭中8頭と多く出走していました。
スタート直後から第3コーナに向かうあたりは少し掛かり気味に見えたプリモシーンでしたが、徐々に折り合いがついて最終コーナー直線では一度はレイエンダが突き抜けたように見えましたが、プリモシーンもじわじわと足を伸ばして外から他馬を差して1着。牝馬ながら56キロの斤量を背負っての快勝、強い競馬を見せました。次走はオーストラリアの重賞も視野に入れているようです。

インディチャンプ 牡

父ステイゴールド
母ウィルパワー(母父キングカメハメハ)
勝鞍:4月26日 読売マイラーズC(G2)【福永祐一騎手】
調教師:音無秀孝 (栗東)
生産:ノーザンファーム
一口価格:7万円/500口

去年安田記念とマイルCSを勝利したインディチャンプは読売マイラーズCで余裕の1着。直線はもったまま、ノーステッキの勝利。まさに横綱相撲でした。今年に入ってシルクレーシングはこれで3頭目の重賞馬。これらの3頭は去年も重賞クラスで好走した馬たち。もっと言うとシルク黄金世代の2015年産駒組。この世代はまだアーモンドアイも控えています。この世代は今年と来年とまだまだ楽しませてくれそうです。

オーソリティ 牡

父オルフェーヴル
母ロザリンド(母父シンボリクリスエス 母母シーザリオ)
勝鞍:4月26日 青葉賞(G2)【L.ヒューイットソン騎手】、11月8日 アルゼンチン共和国杯(G2)【C.ルメール騎手】
調教師:木村哲也 (美浦)
生産:ノーザンファーム
一口価格:8万円/500口

【青葉賞(G2)】
シルクは2017年産駒も好調な印象です。重賞級がやたらいます。個人的にはオーソリティに関してはとても強いのに何故か目立っていない印象でした。今回の青葉賞の結果を見て、やっぱりこの馬強かったんだと再認識しました。これまでのレースを見てもひどく崩れることなく、むしろ毎回好走している優等生。今年は世代問わずオルフェーヴル産駒が好走している気がします。その父ステイゴールドの後継種牡馬として今後種牡馬復権もあるんじゃないでしょうか。オルフェーヴル産駒は安価で出資できる馬として今後も注目ですが、安いのも今年までかもしれないってくらい希代の名馬が近々生まれてもおかしくありません。そして話はオーソリティに戻りますが、血統よく見ると母系にはシーザリオの名が。母、ロザリンドはそれほど結果は残せませんでしたが、その母シーザリオが末代にまで影響を与えるその優秀な血はさすがとしか言いようがありません。これまでの産駒の活躍馬はフォーティナイナーの血が入っていましたが、当馬はフォーティナイナーの血は入っていません。が、注目すべきは4×3のサンデーサイレンス。オーソリティのほかにホウオウピースフルやモーベットなど最近はこのクロスが目立ち、好走しています。今後オルフェーヴルxサンデーサイレンスのクロスに注目してみようと思います。

【アルゼンチン共和国杯(G2)】
やー昨日11月7日はキャロット祭りかと思えばいつも待ったをかけたように勝ちまくるのがシルクのスターホースたちです。3歳世代はコントレイル、サリオス以外弱いと言われながらも古馬相手に堂々と、骨折明けの6カ月のブランクがありながらも、それをものともせず古馬を一蹴。出走馬にG1馬はいませんでしたが、G1でも好走する古馬たちもいる中での勝利なのでこれは大きいですね。また、唯一強いと言われている3歳馬の1頭、サリオスに続いてこのオーソリティもシルククラブ所属ってところがこのクラブの憎いところです。。。はい。オーソリティの父は種牡馬で最近成績が奮わないオルフェーヴルですが、是非オーソリティにはオルフェーヴルの後継種牡馬を目指して今後も活躍が期待される馬の1頭でもあります。

ラウダシオン 牡

父リアルインパクト
母アンティフォナ(母父 Songandaprayer(Fappiano ミスプロ系)
勝鞍:5月10日 NHKマイルカップ(G1)【M.デムーロ騎手】
調教師:斉藤崇史 (栗東)
生産:ノーザンファーム
一口価格:5万円/500口

シルクレーシングは最近本当に好調。そして私としては、やられました。何がやられたって同じくリアルインパクト産駒の期待馬であったはずのアルムブラストを出資している味としては、複雑な気持ちです笑 デビュー前はアルムブラストがリアルインパクト産駒代表馬になると噂されていましたが、全部話題をこのラウダシオンに持ってかれてしまいました。今日のレースではデムーロが前目に勝負した好騎乗。そのまま先頭で走るレシステンシアを最後の直線400mで捉えて差してゴール。デムーロ騎手も距離が長くてバテたらそれでしょうがないといった先行策でしょうか。結果、先行組が前に残って結果的に好騎乗となりました。それにしても誰がラウダシオンは1600mは長いと言ったのか、、、競馬関係者もアテにならないな、、と思った今日でした。

アーモンドアイ 牝

父ロードカナロア
母フサイチパンドラ(母父サンデーサイレンス)
勝ち鞍: 5月17日ヴィクトリアマイル(G1)【C.ルメール騎手】、11月1日天皇賞・秋(G1)【C.ルメール騎手】、11月29日ジャパンカップ(G1)【C.ルメール騎手】
調教師: 国枝栄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 6万円 /500口

【ヴィクトリアマイル】
去年の有馬記念からおよそ5か月ぶりのレース。有馬記念ではなんと、まさかの9着と大敗。今回のヴィクトリアマイルはどうなるのかと大変注目して見ていましたが、、、終わってみれば、牝馬限定戦とは言え、さすが圧巻の勝利。これまたノーステッキで他馬を突き放し余裕の楽勝で見事完全復活を遂げました。これでアーモンドアイはG1、7勝目。前馬未到のG1 8勝に大手をかけました。アーモンドアイのこれまでの間隔ローテを見ると、次は天皇賞・秋かなと思っていましたが、なんと陣営は1か月先もない安田記念のリベンジ(前回不利があって3着)を検討しているとのこと。クラブ馬の牝馬は6歳で引退という厳格なルールが制定されているので今年で現役を引退するのは確実でしょう。それまでにあとG1を何勝できるのか、注目して見ていきたいと思います。この強さならこれまでの歴代G1勝利記録の更新は確実的でしょう。これは余談ですが、シルクレーシングは本当に調子がいいのでそろそろクラブ馬の母馬の割り当ての調整が入ると思っています。現にサンデーレーシングで去年今年シルクで活躍した産駒の母馬が募集されていたりしています。ま、これはただのぼくの予想ですけどね。。

【天皇賞・秋】
2020年は競馬界にとって本当に歴史的な年になりました。先々週はデアリングタクトが史上初の無敗の牝馬三冠を達成し、その翌週にはコントレイルが無敗で牡馬三冠を達成。ここまででも史上稀にみる出来事なのですが、11月1日にまた新たな記録が誕生しました。それは史上初のG1、8勝という記録。あのシンボリルドルフやテイエムオペラオーをも達成できなかった金字塔をアーモンドアイが打ち建てました。アーモンドアイにとって天皇賞・秋は去年に続いての2連覇、鞍上のルメールは今回の勝利でなんと天皇賞・秋はこれで3連勝という記録もすごいですね。今やシルクレーシングは勝利数や一流馬の輩出はサンデーサラブレッドクラブに肩を並べるほど。これまでノーザンファームのクラブといったらサンデーレーシングしかなかったと思いますが、40口会員からするとシルククラブとキャロットクラブの台頭は頭が痛いのではないでしょうか。元々シルクとキャロットの募集馬がサンデーレーシングにいた可能性がありますからね。。サンデーレーシングにだけではなく、G1レーシング、社台クラブの40口クラブにはもっと頑張ってもらいたいものです。。

【ジャパンカップ】
牝馬三冠2頭(うち1頭無敗)、牡馬三冠1頭無敗が揃った空前絶後の史上最強レースとなった今年のジャパンカップ。勝ったのは今回のレースで引退レースとなるアーモンドアイ。これで記録更新の生涯G1、9勝。そして生涯獲得賞金も史上初めて19億円越えと歴代1位となりました。今年の牝馬、牡馬無敗の三冠馬3歳の活躍で今年はノーザン生産でない馬の台頭に今後の歴史の変化が感じられるような気がしてましたが、結局最後にねじ伏せて引導を渡したのはアーモンドアイが生産されたノーザンファームでしたね。またレースの結果も1番気、2番人気、3番人気の決着で、最強3頭で決まったレースになりました。決して馬券としては買ってはいけないレースだったのですが、当方も記念馬券で3連複5頭BOX100円で勝負し、300円だけ返ってきました。この3頭のどれかの馬が飛ぶかもしれない!と欲を出してたくさん買わなくて良かったなと思いました。アーモンドアイのような馬はこれから中々出会えないと思いますが、自分の出資馬もいずれG1という舞台に立ってほしいと思います。。

ダイアトニック 牡

父ロードカナロア
母フサイチパンドラ(母父サンデーサイレンス)
勝ち鞍: 6月21日函館SS(G3)【武豊騎手】
調教師: 安田隆行 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 8万円 /500口

サマーシリーズのこの時期はあまりクラブ馬が勝つイメージがなかったのですが、きっちりここで勝って来るところが、短距離から中長距離まで輩出する、シルクのこの近年の世代の強さをまじまじと感じました。とりわけ、この世代のシルク馬は総崩れすることなく、ちゃんと安定的に強い。このレースも好スタートを決めたまま、そのまま持ったまま突き抜けていった印象でした。最大斤量58キロも感じさせない、余裕の競馬で鞍上の武豊騎手も必死に追ってる感じもなかったですね。このレースってそういえば去年は想定1番人気を含めた6頭が禁止薬物使用関連で除外にあったレースだったんですね。あれからもう1年経ったのか。。。このレースは1番人気が8年ぶりに勝ったレースで、そんな私もこのレースはちょい荒れすると睨んでいたのですが、ダイアトニックにとっては楽勝レースでした。

リアアメリア 牝

父ディープインパクト
母リアアントニア(母父Rockport Harbor Unbridled’s Song系ファピアノ)
勝ち鞍: 9月20日ローズS(G2)【川田将雅騎手】
調教師: 中内田充 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 14万円/500口

秋華賞トライアルの1戦。勝ったのはリアアメリア。この馬は去年の今頃はクラシック三冠に最も近い牝馬だと称され、阪神JFで惨敗するまでとてつもなくいい評価で期待されていた馬ですね。そしてこのローズSで完全復活しました。新馬戦から掛かり気味で落ち着いて走れている馬ではなかったのですが、ローズSでは終始折り合いがついて最後の直線では他馬を置き去りにして圧勝でした。このレースで完全復活を遂げた印象があるリアアメリア。結局のところ、3冠がかかるデアリングタクトに勝負できそうな馬はこの子しかいないような良い勝ちっぷりでした。前半の2歳時は素質だけで走っていたような馬ですが、今回きちんと調教され落ち着いて走れるようになったリアアメリアの、秋華賞本番での爆発を期待しています。

グローリーヴェイズ 牡

父ディープインパクト
母メジロツボネ(母父スウェプトオーヴァーボード エンドスウィープ系フォーティナイナー))
勝ち鞍: 10月11日 京都大賞典(G2)【川田将雅騎手】
調教師: 尾関知人 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 14万円/500口

この日、10月11日に行われた重賞メインは共にシルク馬が勝利。全然珍しいこともなく、またまたシルク祭りを見た気がしました。京都大賞典を勝ったグローリーヴェイズは去年の香港ヴァーズG1の勝ち馬で前走は宝塚記念で大敗。その前のドバイで行われる予定であったレースが中止になったので調整に影響が出たとかなんとか。それでも今回は斤量トップハンデの58キロを背負ったレースでしたが、後方一気に迫るキセキとしぶとく競り合い、そのまま抜かさないどころか徐々に突き放しに行って1着でゴールイン。戦績を見ると京都で好走が続いていて強い印象。ただ古馬5歳で12戦はさすがノーザンの調整か、とても出走レース数が少ない気がします。出走数が少なくてもグローリーヴェイズのように活躍してくれれば問題ないんですけどね。。余談ですがうちの出資馬はノーザン仕込みで出走数は少ないし中々勝ちあぐねいてるし、、といった感じです。

サリオス 牡

父ハーツクライ
母サロミナ(母父Lomitas ニジンスキー系)
勝ち鞍: 10月11日 毎日王冠(G2)【C.ルメール騎手】
調教師: 堀宣行 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 14万円/500口

意外や意外。去年の朝日杯FS(G1)勝ち馬サリオスは2020年に入って今年初の重賞タイトル。それはそれで当たり前で今年の上半期はクラシックに挑戦。皐月賞、日本ダービーは共にコントレイルの2着。たまたまこの年にもう1頭厄介な強い馬がいただけで、サリオスは世代最強クラスの1頭。コントレイルがいなければこの馬が3歳で一番強かったでしょう。今回は菊花賞の長距離を避けて古馬混合の毎日王冠に出走しました。古馬との初対戦はどうなるのか、この3歳世代は本当は弱いんじゃないの?といううわさもちらほら聞かれましたが、レースが終わってみたらラスト直線2ハロンでは悠々と抜け出し3馬身差の圧勝。改めてこの馬の強さを実感しました。次走天皇賞・秋でも勝負になりそうな気はするのですが、記録がかかる同クラブのアーモンドアイとの使い分けで一旦休息を挟んでジャパンCとかあるかもしれませんね。

サラキア 牝

父ディープインパクト
母サロミナ(母父Lomitas ニジンスキー系)
勝ち鞍: 10月17日 府中牝馬S(G2)【北村友一騎手】
調教師: 池添学 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 12万円/500口

2週連続してシルクレーシングの重賞勝利と共に、先週の京都大賞典、毎日王冠と続いて重賞3連勝!しかもサラキアは先週毎日王冠(G2)の勝ち馬サリオスの半姉じゃないですか。ノリに乗ったこのクラブが最近ノーザンの40口クラブを衰退させているようで見ていて歯がゆいのが本音のところ。自分の出資馬だったらうれしいですけど。シルクの実力馬をサンデーレーシングにも回してほしいよ。シルクレーシングには最近嫉妬しかないです!池添学調教師としてはこれで重賞3勝目。最近では有力馬を潰すだの、世間からは、”池添学ばない厩舎”といじられていましたが、今年に入って重賞2勝目と、最近運気が上昇してきたのではないでしょうか。私の出資馬、キャロット馬のセツゲツフウカも同厩舎であるため、応援はしています。またこの日鞍上だった北村友一騎手も最近は大きなレースで勝つ姿を何度も目にします。関西に北村友一あり!関東の若手も頑張ってほしいところです。騎手は今後の美浦、栗東出資においても重大なファクターです。このレースは小頭数とはいえ、人気の無い馬が下から3頭で決着しました。この日は雨で重。馬場と展開が向いたという意見もありますが、サラキアは過去G2で2着1回、4着2回、G1秋華賞では4着、エリザベス女王杯では6着とむちゃくちゃ実力馬でした。母サロミナの繁殖牝馬として今後の価値も上がりますし、サラキアからも今後大物産駒が生まれる予感がしてならないのでした。

 

サンデーレーシング

重賞馬10頭14勝。

クロノジェネシス 牝

父バゴ
母クロノロジスト(母父クロフネ)
勝ち鞍: 2月16日京都記念(G2)、6月28日宝塚記念記念(G1)【北村友一騎手】
調教師: 斉藤崇史 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 35万円 /40口

【京都記念】
重賞勝ち馬の牡馬も多く揃ったレースで鮮やかに突き抜けて余裕の勝利。去年の秋華賞の勝ち馬。ここまで9戦5勝で馬券に絡まなかったのはエリザベス女王杯の5着のみ。この馬が結果を残す度に一口35万円というのに、出資者孝行たるや、とてもうらやましい限りです。父のバゴはこれまで大物産駒を出していないことからあまり評価されていませんでしたが、クロノジェネシスの半姉にはヴィクトリアマイルG1を勝ったノームコアがいます。父よりも母がいかに優秀な子を残しているのか、偶然ではなく、強い仔を生む母親は高い確率で兄弟姉妹も優秀な気がします。斉藤崇史調教師もまだ5年目ながらこれで重賞3勝目。かつてノーザンファームで働いてたということもあり、有力な馬がこの師につくという話もサンデーの募集時にはよくありましたが、馬の良さだけでなく、ノーザンファーム直々の育成ノウハウをよく知った当然の結果として今実を結んでいるのかもしれないですね。

【宝塚記念】
今年で既に重賞2勝目。また一口35万円の馬が偉業を成し遂げました。当馬の出資者孝行ぶりは前回でも何度も言ったので割愛します。このレースはクラブ馬が多く参戦していて、どこかのクラブ馬が勝つだろうとは予想できていましたが、クロノジェネシスが果敢に攻めた北村友一騎手のエスコートに応え、5馬身差という圧巻なパフォーマンスで勝利を収めたことには驚きました。ここまでの強さは想像していませんでした。いやはや、サンデーレーシングはこういったグランプリレースがむちゃくちゃに強いクラブですね。クラシックを走った馬たちが古馬になってさらに成長してグランプリレースをかっさらうといった形がとても多いような気がします。しかし斉藤厩舎と北村友一騎手も、ともにここ2年で急成長を遂げています。斉藤厩舎に関しては元ノーザンのスタッフということもありで、ブレイクするであろうと予想はしていましたが、こんなにも早く結果を出すとはいやはやすごいですね。クラブ募集馬には斉藤崇史厩舎のようなノーザン出身の若手がいるのでこれからそういったところにも注目して馬を選ぶのもいいかもしれませんね。

ラッキーライラック 牝

父オルフェーヴル
母ライラックスアンドレース(母父Flower Alley フォーティナイナー系)
勝ち鞍: 大阪杯 (G1) 4月5日【M.デムーロ騎手】、11月15日 エリザベス女王杯(G1)【C.ルメール騎手】
調教師: 松永幹夫 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 75万円/40口

【大阪杯】
5頭(多分)もG1ホースが揃うレースで完全復活の勝利。おととしの秋華賞から成績が下降する時期もあり、牝馬はやはり難しい、もう走らないかもしれないとも言われてもいましたが、去年の秋から復調。そこからエリザベス女王杯、大阪杯とG1を2勝して見事返り咲きました。デムーロもいい馬に乗せてくれない微妙な時期もありましたが、美浦に移動して心機一転。人馬ともに完全復活の勝利ではなかったでしょうか。これでオルフェーヴルの種付け料もラッキーライラックの活躍で値段もあがりそうですが、これまでの活躍産駒を見ると重賞勝ち馬5頭中4頭がなんと牝馬でした。産駒も急に走ったり走らなかったりするのが特徴ですが、時には女の負けん気を発揮する牝馬がオルフェ産駒にちょうどいいのかとも思いました。個人的には牡馬のホームランバッターを見たいですが、一口馬主においては安価な牝馬を狙う方が収支としては無難なのかもと改めて思いました。

【エリザベス女王杯】
私がTwitterで予想した通り、この時期のG1は一口馬主馬券を買っていれば当たるというのその通りですが、中々豆馬券でした。ラッキーライラックはこのレース、去年に続いての連覇。ラッキーライラック自身も強かったですが、ルメール以外が乗っていたら取りこぼしていたかもしれないそんな今回も神騎乗な内容でした。大外枠の不利がありながらそれでも勝っちゃうんですから、今回のレースに関してはルメールがノームコアに、はたまたサラキアにルメールが乗っていたらその馬が勝ってたんじゃないかと思っちゃうくらい道中の仕掛けが紙一重のレース展開でした。陣営はエリザベス女王杯がラストランになるかもしれないと言っていましたが、ラストはファン投票に応えて有馬記念出走というのもあるでしょうね。

ルフトシュトローム 牡

父キンシャサノキセキ
母ハワイアンウインド(母父キングカメハメハ)
勝ち鞍: 4月11日 ニュージーランドT(G2)【石橋脩騎手】
調教師: 堀宣行 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 80万円/40口

デビューから3戦3勝の勝利。トモがまだ甘いこともあり、デビューは今年に入ってからでしたが、1月の勝利を皮切りにコンスタントに勝ちを重ね見事無敗での重賞勝利を収めました。4角で他馬に寄られ妨害された形で馬体が外に振られる場面もありましたが、直線を向くと手ごたえよく先頭に突き抜けたように見えたシーズンズギフト(2着)を一気に捕られ差し切りました。3着はウインレーシングのウイングレイテストで一口馬主の123となりました。クラブ馬はやっぱ強し。そして終わった後のクラブコメントで分かったのですが、このレース、ルフトシュトロームはノーステッキで勝ったとのこと。しかもまだまだトモは甘い状態で成長の余力はあるようです。これは恐れ入りました。余談ではありますが、うちの愛馬アルムブラストもこのレースを目標としていた時期がありました。ですが、当馬に一気に短距離界の主役の座を持ってかれてしまいましたね。それと、一口の馬選びとして今回勉強になったことが1つあります。それはG1ホースが未だ誕生していない、キンシャサノキセキの産駒である当馬の調教師が、いちクラブにもかかわらず堀氏であるということ。堀調教師といえばサリオスやドゥラメンテなど多くのクラブ馬をG1勝利に導いています。しかもそのクラブも名門であるサンデーレーシングであるということ。当時の人気ぷりは存じてないですが、当馬の調教師が堀氏であった時点でこの馬は相当期待されていたんだな、と今になって気づいたのでした。私は当時、キンシャサノキセキ産駒というだけで避けてしまいました。。。それと同時に、やっぱり厩舎力って大事なんだと再認識した日にもなりました。

ウェスタールンド 騙馬

父ネオユニヴァース
母ユーアンミー(母父Marquetry ミスプロ系)
勝ち鞍: 4月19日 アンタレスステークス(G3)【藤岡佑介騎手】
調教師: 佐々木晶 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 90万円/40口

皐月賞の裏で開催されていた、阪神のメインレース。勝ったのはダート馬のイメージが少ないサンデーサラブレッドクラブのウェスタールンドでした。ウェスタールンドで記憶に新しいのは2018年に行われたチャンピオンズカップでしょうか。優勝したのはG1レーシングのルヴァンスレーヴ、不人気ながらも2着につけたのがウェスタールンドでした。当馬はデビューからしばらく芝で使ってきましたが、途中からダートに転向。芝でも勝利を重ねていましたが、ダートでも才能を開花。そして8歳でも今でも十分活躍しているところに、出資者孝行を感じずにはいられないのでした。

フィエールマン 牡

父ディープインパクト
母リュヌドール(母父Green Tune ニジンスキー系)
勝ち鞍: 5月3日 天皇賞・春(G1)【C.ルメール騎手】
調教師: 手塚貴久 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 250万円/40口

私が出資をはじめた、2017年産駒のサンデー馬はとても不調のようですが、上の世代は依然奮闘。グランプリレースをよく勝つイメージがあります。この日、スティッフィリオ(社台R)とのたたき合いでハナ差で際どく差したフィエールマンは天皇賞・春2連覇。ディープインパクト産駒ではジェンティルドンナ以来の2頭目のG1レース3勝馬です。(ジェンティルドンナはG1レース7勝)去年の凱旋門賞の走りを見て他馬に追い抜かれる姿をはじめて見ました。それ以降、もしかしたら走る気力が無くなってしまうのではないかと、個人的に心配しましたが、有馬記念では4着と奮闘し、今回の天皇賞・春でハナ差ではありましたが、無難にフィエールマンが実力を発揮しました。ディープインパクト産駒に名馬は数多くいますが、その中でもフィエールマンは生涯獲得賞金3位、4位を争う勢いです。今後は宝塚記念も目指すとのことですが、これからジャパンカップや有馬記念も控えG1路線で夢いっぱいの馬であることは間違いありません。

パフォーマプロミス 牡

父ステイゴールド
母アイルビーバウンド(母父タニノギムレット ブライアンズタイム系)
勝ち鞍: 6月6日 鳴尾記念(G3)【福永祐一騎手】
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 80万円/40口

レース名にもなっている、鳴尾は私が高校まで生まれ育った地元でもあります。【鳴尾記念】に何故”鳴尾”という名を冠しているのか、実は去年の今頃に知ったのですが、昔、阪神競馬場は鳴尾にあったようですね。そして先週行われた目黒記念は東京競馬場はその昔、目黒にあったようです。今私は目黒に住んでいるので、幼少期から今まで見えなところで競馬とつながっていたんだと、なんだか感慨深いところがありす。余談がすぎましたが、この日の重賞のメインであった、鳴尾記念は多数のクラブ馬が参戦しました。1番人気は去年のオークス馬、DMMのラヴズオンリーユー、そのほかにシルク、東京レーシング、キャロット、サンデーレーシングからも数頭出しで石を投げればクラブ馬状態のレースでした。その中で勝利を収めたのは10番人気であった、サンデーレーシングのパフォーマプロミス。最後あわやラヴズオンリーユーに差されたようにも見えましたが、わずかの首の上げ下げでハナ差で先着しました。こういう時のサンデーレーシング、やたら古馬勢が強いってイメージがありますね。パフォーマプロミスは私が2018年に10何年ぶりかに競馬を始めたときに何となく注目してみていた馬でした。今見ると8歳ににして今も尚一線級の現役。前々走の有馬記念は惨敗しましたが、その前走の京都記念G2では4着とかなり奮闘しています。競争馬としては高齢となりましたが、上がり調子でまだまだ楽しめそうですね。古馬になってもこれだけの成長力があるのは、今は亡き父ステイゴールドの血のおかげでしょう。ステイゴールド産駒がどんどん少なくなってきましたが、後継種牡馬であるオルフェーヴルも父、ステイゴールドの古馬になっても楽しめる成長力が受け継がれれば今後、人気低迷中のオルフェーヴル産駒もこれから人気になるのではないかと思っています。むしろ、私個人としては怪物がいずれこの産駒から生まれると思っているので産駒が安いうちに手を出しておきたいと思っています。

グランアレグリア 牝

父ディープインパクト
母タピッツフライ(母父Tapit A.P INDY系)
勝ち鞍: 6月7日 安田記念(G1)【池添謙一騎手】、10月4日 スプリンターズS(G1)【C.ルメール騎手】、11月22日マイルCS(G1)【C.ルメール騎手】
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 175万円/40口

【安田記念】
アーモンドアイの歴代G1 8勝目がかかった一戦を圧倒的な力で退けたのはこの名牝、グランアレグリアでした。私個人としてもアーモンドアイを負かすならこの馬しかいないと思っていました。アーモンドアイはスタートがあまりうまく決まらず出遅れた形になりましたが、最後のグランアレグリアの直線の伸びを見ると、スタートが五分でもさすがのアーモンドアイにもグランアレグリアを差せなかったのではないでしょうか。なんだかこのレースで圧巻のパフォーマンスを見せたグランアレグリアは、サンデーレーシングの意地とプライドを見せつけたような、力強いレースに感じました。この日勝ったグランアレグリアの単勝は3番人気で12倍。。。もうこのオッズで買える日は2度と来ないでしょう。

【スプリンターズS】
初の中山もなんのその、後方から豪快な末脚で14頭を抜き去り圧巻のパフォーマンスで圧勝しました。他に言うことはありません。この馬が今のサンデーレーシングの看板娘です。この年の産駒はクロノジェネシスと双璧をなしますが、この年は牝馬が当たり年だったようですね。私が一口デビューしたサンデーの2017年産駒は牝、牡馬ともにもうひとつと言ったところですが。。グランアレグリアには急逝した弟ブルドガングがいました。新馬戦の強さは今でも覚えています。(サンデーレーシングの2017年産駒の代表馬になっていたでしょう)母、タピットも同じ年に早逝してしまいました。父ディープインパクトも去年に亡くなっています。グランアレグリアには孤高の女傑として君臨しその強くてたくましい姿で今後の競馬界をより盛り上げてもらいたいです。次走はマイルCSを想定とのこと。3歳の時は牡馬に包まれると気負いして伸びきれないレースもありましたが、今のグランアレグリアならまた圧巻のパフォーマンスを見せてくれることでしょう。

【マイルCS】
今回阪神での初開催となったマイルCS。前々走の安田記念からスプリンターズSに続いてG1、3連勝を飾ったのはサンデーレーシングのグランアレグリアでした。これで先週のラッキーライラックに続く当クラブG1、2連勝。ノーザン系クラブはやはり牝馬が強いですね。グランアレグリアにとっては前走からの今回2ハロン延長は全くの問題はなかったようです。他馬と違い、積んでるエンジンが段違のようでラスト直線でのキレ味は1頭だけ次元が違いました。ゲームに登場するようなチート馬にも思えるぐらいスピードとキレ味が全然違いましたね。キレる脚というのは本当にこういうことなんだと再確認させられました。この馬はデビュー時から強い馬でしたが、阪神カップでのパフォーマンスから確実にもう一段階成長しています。スプリントとマイル路線でこんだけ強いのはロードカナロア以来ではないでしょうか。グランアレグリアはまだ4歳。まだ1年は戦えそうなので今後のレース選択が楽しみです。

フォイヤーヴェルク 牡

父ディープインパクト
母ナイトマジック(母父Sholokhov サドラーウェルズ系)
勝ち鞍: 8月1日 新潟JS(G3)【森一馬騎手】
調教師: 池江泰寿 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 300万円/40口

クラブ馬が障害レースで活躍するイメージがあまりなかったのですが、サンデーレーシングが障害で重賞を勝つのは中山グランドジャンプを勝ったブランディス以来2頭目。このフォイヤーヴェルクは当時その年の募集価格最高の300万円で値段と厩舎からかなり期待されていた逸材でした。が、いざデビューしてみると中々勝ち上がれず、なんとか3勝未勝利戦を勝利しましたが、平場で1000万クラスが限界でした。一口馬主をやっていると、1000万クラスまで勝ち上がる厳しさと難しさは重々承知ですが、この馬の値段からしたらこの結果は出資者は絶望的だったのではないでしょうか。「あぁ…300万円が無駄に。。。」と。しかし体質が強いのがこの馬のメリットだったのでしょうか。中々勝ち上がれないながらもコンスタントにレースに出走し、最終的には障害馬として今年7歳になって転向しました。高額馬が故に中々池江調教師も手放すことはできなかったことと、脚もとの強さが幸いしました。障害馬に転向して初戦は3着、しかしそのあと障害未勝利戦とオープン戦を2連勝して、わずか障害4戦目で重賞G3である新潟JSを勝ち、フォイヤーヴェルク自身初の重賞タイトルを勝ち取りました。なんとこれで出資金300万円は回収できているとのこと。。初期頃の絶望から現在の復活まで中々ハラハラドキドキさせたであろうこの馬に見ていてなんとも感慨深いものがあります。

タイムフライヤー 牡

父ハーツクライ
母タイムトラベリング(母父ブライアンズタイム)
勝ち鞍: 8月9日 エルムS(G3)【C.ルメール騎手】
調教師: 松田国英 (栗東)
生産: 白老ファーム
一口価格: 65万円/40口

古馬になってからもう一度一変するハーツクライ産駒といわれることもありますが、それとは別に古馬でもほとんどの世代で重賞勝利を重ねるサンデーレーシングも中々クラブとしてやはり優秀、と感じさせられます。当馬タイムフライヤーは、はじめは芝で活躍し、ホープフルS(G1)をも勝利。クラシックにも出走していたのがまだ記憶に新しいです。しかし突然芝で中々勝ち切れなくなって去年の4歳からダートへ転向。そこからもともとダート馬だったんじゃないかというほどの快進撃で復活を遂げました。今年のエルムSは終わってみれば一口馬主馬で3着まで独占しました。2着馬に関してはタイムフライヤーと同じサンデーレーシング所属のウェスタールンドでした。最近アンタレスステークス(G3)を勝ったのが記憶に新しいですね。クラブ馬がダート重賞を独占というのは中々めずらしい気がします。ちなみに3着はノルマンディーレーシングのアナザートゥルースでした。レースは後方で競馬するウェスタールンドが最終コーナーで他馬を抜き去っていき、そのまま突き抜けるかと思いきや、負けじとタイムフライヤーが並走して直線に向いた時にはじわじわと前へ行き、残り200メートルの時点では突き抜けていました。改めてレースを見ると毎度出遅れる印象のウェスタールンドですが、後方からの追い上げの勢いが毎度ものすごいですね。ただそれを抑えて突き抜けたタイムフライヤーもすごく、終わってみればサンデーレーシングのこの2頭が実力的に抜きに出ていたのではないでしょうか。サンデーレーシングは最近不調ではないかと個人的に思っていましたが、クラシック路線だけでなく、障害やダートでも結果を残しはじめてきました。。たまたまでしょうか。。?

グレナディアガーズ  牡【NEW

父Frankel
母ウェイヴェルアベニュー(母父Harlington ファピアノ系)
勝ち鞍: 12月20日 朝日杯FS(G1)【川田将雅騎手】
生産: ノーザンファーム
一口価格: 300万円/40口

サンデーサラブレットクラブの若手有望株が最近苦境に立たされている中、2歳戦のマイルG1朝日杯FSで激走して勝利をもぎ取ったのはFrankel産駒のグレナディアガーズでした。このレースはレコードを前走と前々走と2戦連続で叩きだした、東京ホースレーシングのレッドベルオーブが一番人気でしたが、結局勝つのはサンデーサラブレットクラブということろが中々クラブとして越えられない不思議な壁の厚さを感じますね。しかもこのレースは終わってみれば1分32秒3のレコード決着。しかもグレナディアガーズは1カ月前に2歳未勝利戦を勝ったばかりでのG1レース挑戦でした。いやはや、1口300万円だけに素質が違ったというところでしょうか。最近はサンデーサラブレットクラブの強い馬は牡馬は特にリアルスティール以降、高い馬しか走らない気がしています。。。川田将雅はこれでクラブ馬重賞5勝目(中央に限り)。中々クラブ馬との相性がいいですね。私個人の話ですが、アメジストリング2019に出資させて頂いているので、この勢いで同馬と同じコンビの川田将雅、中内田きゅう舎には今後も期待したいところです。

 

社台

重賞馬3頭3勝。

ベストアクター 騙馬

父ディープインパクト
母ベストロケーション(母父クロフネ)
勝ち鞍: 3月1日 阪急杯(G3)【浜中俊騎手】
調教師: 鹿戸雄一 (美浦)
生産: 社台ファーム
一口価格: 175万円 /40口

重賞で人気の社台クラブの馬は馬券として買えないが、人気がない時こそ、ここぞとばかりに勝利をもぎ取るのが社台クラブの馬である。(だけどG1は除く)阪急杯G3で勝ったのはベストアクター。6番人気の単勝22.3倍でした。鞍上の浜中騎手もケガから復帰した初週(多分そう)で重賞を見事勝ち取りました。これでベストアクターは3連勝。レースは直線で抜け出したと思われた1番人気のダイアトニック(シルクレーシング)を首差で差しての1着。ダイアトニックはのちに降着で3着。この週から無観客競馬となったレースで、審議後に繰り上げ2着となったフィアノロマーノ鞍上の川田騎手の怒号が聞けたのは印象的でした。

トロワゼトワル 牝

父ロードカナロア
母セコンドピアット(母父ハーツクライ)
勝ち鞍: 9月13日 京成杯AH(G3)【三浦皇成騎手】
調教師: 安田隆行 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格: 70万円/40口

前走の関屋記念(G3)ではあわや逃げ切ったと思ったところでぎりぎり差されての2着で当馬の復活の兆しが見えたレースでした。そして今回優勝した京成杯AH(G3)は、トロワゼトワルは去年も同レースを勝っていました。それなのにこの馬の実力を見落としていた自分が切ないです。恐らく去年は斤量53キロというのが良かったのであろうと、そして今回で行くと勝ちパターンは今回3歳で53キロを背負うスマイルカナに分があると思っていました。またはNHKマイルカップで5着ながらも確かに強い実力を見せたサンデーサラブレッドクラブのルフトシュトロームに注目していました。実際のレースでは果敢にスマイルカナが逃げ、狙った通りの競馬運びをしていました。同じく逃げ先行型のトロワゼトワルは2番手で追走。最後の直線では予想通り前が止まらない競馬でスマイルカナが逃げ切ると思われたところでトロワゼトワルがハナ差を差し切って優勝しました。あぁ、、なんてことでしょう。今回は他の有力馬に目が行ってしまって失敗してしまいました。前回はトロワゼトワルの複勝に助けられたというのに、、、反省します。これで社台レースホースとしてベストアクターに続く2頭目の重賞Winner。正直まだ2頭目なのかと少しびっくりしました。かつて一口馬主といえば社台だった頃の栄光はどこにいったんでしょうか。そろそろ復活しそうな気がしたのですが、まだしばらくはノーザン一強が続きそうでしょうか。。

ヴァンドギャルド 牡

父ディープインパクト
母スキア(母父Motivator モンジュー系 Sadler’s Wells)
勝ち鞍: 10月24日 富士S(G2)【福永祐一騎手】
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格: 200万円/40口

今年からG2に格上げされた富士Sを制したのは社台ホースクラブのヴァンドギャルドでした。社台クラブの重賞級期待馬はたくさんいますが、(今すぐぱっと出ないがそんなイメージ)中々勝ちきれないのがこのクラブでしたが、忘れていた頃に勝ちをかっさらう、もはやそんなクラブイメージになってしまいました。ヴァンドギャルドはこれで初重賞タイトル。社台は高い馬しか活躍しないというイメージそのままに一線級でもどうどうと戦えることが証明されました。若馬の時は中距離路線を走っていましたが、マイルに方向転換してからは成績も上昇。当時NHKマイルカップに出ていてもいい勝負ができていたのではないでしょうか。最近社台クラブは元気を失っているイメージでしたので、社台クラブの活躍は個人的には嬉しいです。このレースでマイルCSの優先出走権も得て、この馬もまだ4歳と若く、社台クラブとしても久しぶりのG1タイトルも見えてきたのではないでしょうか。マイルCSもたくさん有力馬が出走を表明していますが、この馬にも注目していきたいと思います。

 

 

ノルマンディーサラブレッドレーシング

重賞馬1頭3勝。

デアリングタクト 牝

父エピファネイア
母デアリングバード(母父キングカメハメハ)
勝ち鞍: 4月12日桜花賞(G1)、5月24日オークス(G1)、10月18日秋華賞(G1)【松山弘平騎手】
調教師: 杉山晴紀 (栗東)
生産: 長谷川牧場
一口価格: 4.4万円/400口

【桜花賞】ノルマンディーから遂に大物が出ました!クラブとしていつぶりのG1勝利だろうと調べてみましたが、現在のクラブ体系になってから、初のG1勝利とのこと!しかもそれがクラシック。大外差し一気の強い競馬でした。中長距離のG1レースはほとんどノーザンファーム生産の馬が勝つイメージでしたが、見事非ノーザンのデアリングタクトが春のクラシックの一冠目を物にしました。ノーザン以外の馬で勝利をした経験がない私個としては、この馬に当時出資できていたとしても、出資してなかった自信があります。ただデアリングタクトの血統を見ると、母父にキングカメハメハ、4×3のサンデーサイレンスのクロスとかなりの良血でした。しかも母は当時社台募集のデアリングバード。デアリングタクトを身ごもった状態で長谷川牧場が社台からデアリングバードを買ったようです。なのでほとんど社台生産の馬です。まぁそれが分かっていたとしても結局私は出資には至らなかったでしょう。なぜなら育成牧場がどこになるかわからないからです。ノーザン馬であれば、しがらき、天栄と英才教育されて、馬の能力を最大限に引き出してくれるイメージが強く、馬選びのポイントとして育成牧場(外厩)がどこかも判断材料としているからです。いやはやこのお馬さんの当時の取引価格はおよそ1300万円だそうで、ダービーも視野にいれているということですが、中々ジャイアントキリングな、夢のある馬です。

【オークス】無敗の2冠を達成。前走の桜花賞は雨の中、重馬場での勝利。そして今回オークスは晴天の中、パンパンの良馬場での勝利。両方で圧倒的な競馬をし、この馬は本当に強いと思いました。最後の直線では調教を見てるかのようにスーッと前へ難なく伸びてきて前に走る馬に合わせる感じで差していきました。かなり余裕のある競馬に見えました。パトロールビデオを見た感じでは最初インコースの後方から競馬をしていてデアリングタクトも窮屈そうで全く折り合っていません。しかし、中盤から最終コーナーの追い込みで落ち着いていましたね。前半折り合っていない馬をうまく抑制し、後方から焦ることなく運び、そして決めるところで差していくところを見て、馬の力もありますが、松山騎手の落ち着いた好騎乗にも好感が持てました。うちの愛馬にもこういう若手の有望株に乗ってもらいたいものです。。次回は秋華賞で3冠がかかっておりますが、遅咲きのうちの愛馬が立ちはだかる手はずになっています。しかし、その愛馬はまだ1勝クラス止まりです。

【秋華賞】史上初、無敗の三冠女王の誕生。レースは入れ込み気味でチャカチャカ。発汗も結構ありましたが、終わってみれば余裕の大勝利でした。ここまで入れ込んでてゲートでも暴れているところもありながら、それでも勝ってしまう馬は個人的にはじめて見たかもしれません。やはり強い馬はコンディション云々関係なく絶対能力が違うんだ。。と感じました。ノルマンディーサラブレッドレーシングにとって当馬のデアリングタクトが初G1勝利で、しかもクラシック3冠を取るという欲張りぶり!最近勝ちすぎて歯がゆいシルクレーシングに比べたら素直におめでとうございます!と言えます。ツイッターを見ていると出資者界隈ですごいお祭り騒ぎになっていてとても羨ましい限りです。これでノルマンディーサラブレッドクラブも多少は人気になりそうですが、デアリングタクトのような馬がまたすぐに生まれるかは甚だ疑問なところですね。ただ、ノルマンディーサラブレッドクラブにこれから入る方は杉山晴紀調教師の馬に出資すれば問題ないのではないでしょうか。実績を残した調教師に良馬が必ず回るはずですので。私はノルマンディーサラブレッドクラブ様とは縁が無さそうですが、今後もデアリングタクトの活躍を期待しています。

ウインレーシング

重賞馬1頭1勝。

ウインマリリン 牝

父スクリーンヒーロー
母コスモチェーロ(母父Fusaichi Pegasas ミスプロ系)
勝ち鞍: 4月26日 フローラS(G2)【横山武史騎手】
調教師: 手塚貴久 (美浦)
生産: コスモヴューファーム
一口価格: 6万円/400口

ウインレーシング今年最初の重賞勝馬は何ともお名前がかわいいウインマリリン。この日鞍上の横山武史騎手にとっても初重賞制覇となりました。このレースにはシルクの期待馬、スカイグルーヴ、東京Rのイチオシ馬、レッドルレーヴ、有馬記念勝ち馬ブラストワンピースの半妹ホウオウピースフルと中々手ごわい強豪なライバルが出走していました。その中でも強力なライバルと強風をはねのけ、また直線で鞭を放り投げるハプニングがありながらもしぶとく伸びで他馬を抑えて勝利をおさめました。ウインマリリンはこれまで1番人気がないながらもこれでしぶとくこれで3勝目。今後はオークスの伏兵として要チェックです。

広尾レース

重賞馬1頭1勝。

 クレッシェンドラヴ 牡 

父ステイゴールド
母ハイアーラヴ(母父Saddler’s Wells)
勝ち鞍: 7月12日 七夕賞(G3)【横山武史騎手】
調教師: 林徹 (美浦)
生産: 新ひだか町(木村秀則)
一口価格: 1.6万円/2000口

広尾レースから今年1頭目の重賞Winnerが出ました。去年もクレッシェンドラヴは福島記念(G3)を勝利してこれで重賞2勝目。いずれも福島競馬場での勝利でした。これまで広尾レースは重賞勝ちが4勝。いずれもG3でそのうちの2勝が当馬のクレッシェンドラヴです。もう十分広尾レースの看板馬となりました。当クラブはノーザンファームに頼っていないところと、他クラブと比較しても募集の頭数が少ない印象なので中々G1級といわれる馬はまだいないように感じます。しかし、この間の新馬戦で当クラブ出身のカイザーノヴァがモーリス産駒初の新馬勝ちを収めるなど最近広尾レースのクラブ名を見る機会が増えたような気がして勢いに乗ってきてるのではないでしょうか。今回はあまりクレッシェンドラヴについて言及してないような気がしますが、今後はG2以上、そしてG1を勝つ馬が現れるのか陰ながら拝見させていただきます。

東京ホースレーシング

重賞馬3頭3勝。

 レッドアネモス 牝 

父ヴィクトワールピサ
母マチカネハヤテ(母父サクラバクシンオー)
勝ち鞍: 8月2日 クイーンS(G3)【吉田隼人騎手】
調教師: 友道康夫 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格: 4万円/400口

意外にも東京ホースレーシングクラブでは今年に入って当馬が初の重賞勝ち馬。友道厩舎ワンツーフィニッシュだったレース。2着のビーチサンバのオーナーは金子氏で4番人気でした。しかし勝ったのはまさかの11番人気のレッドアネモスの方でした。また、同じヴィクトワールピサ産駒であるスカーレッドカラーは1番人気で猛追を凌いでの勝利。レースを見ていると展開のアヤで初重賞を見事勝ち取った印象だったこのレース。一口馬主をやってる人の観点からすると、3歳時にリステッド競争を勝っていたのが快進撃のはじまりで、それを勝利して以降オープンに昇級し挑戦するレースはすべて重賞レース。出資者からしたら中々勝てないにしてもレース選択としてはすべて重賞クラスとかなりワクワクさせてくれます。そして今回クイーンSを勝ちとったというより、勝ってしまったに近いのではないでしょうか。私の出資馬は昇級レースで中々勝ちきれないレースが続いていますが私もこのような馬に出会いたいと改めて思いました。

レッドアンシェル 牡

父マンハッタンカフェ
母スタイルリスティック(母父Storm Cat)
勝ち鞍: 8月23日 北九州記念(G3)【福永祐一騎手】
調教師: 庄野靖志 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 7万円/400口

北九州記念は8番人気であった伏兵のレッドアンシェルが勝利!と思いきや、この馬のこれまでの戦績や血統を見てると、何故にノーマークだったのか不思議と思えるほど全然伏兵ではなく、全然この勝ちにふさわしい馬であったことが終わってから気づきました。。前走のCBC賞(G3)では57キロ(全頭2番目の斤量の重さ)を背負いながらも3着に好走。今回の北九州記念でも全馬の中で一番の斤量57キロを背負いながらも直線で瞬発力を発揮して突き抜けて勝ちました。現在レッドアンシェルは6歳ですが、この馬の2歳、3歳時を見ていると朝日杯FSやNHKマイルに出走して善戦していたりと一線級で戦っていた馬でした。古馬になってから短距離路線で本格化し、この勝利で短距離路線のG1の参戦と勝利も見えてきたというどこぞの解説者が言うてました。私はこの馬がマンハッタンカフェ産駒ということもありなんとなく見逃してしまってましたが、母父がストームキャットとやはりキレる脚をお持ちなんですね。。短距離路線は古馬になってからも戦えるという意味ではクラシック以外でも夢のある舞台はまだまだあるとそう気づかされたレースになりました。馬券は取れなかったけど。

レッドベルオーブ 牡

父ディープインパクト
母レッドファンタジア(母父Unbridled’s Song)
勝ち鞍: 11月14日 デイリー杯2歳S(G2)【福永祐一騎手】
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 20万円/400口

東京ホースレーシングからも大物候補が誕生しました。新馬戦に続き、この2歳戦の重賞でもレコードタイムを叩き出し、圧倒的人気に応えて勝ったのは、レッドベルオーブです。去年の同レースでも東京ホースレーシングのレッドベルジュールが勝ち、この馬はレッドベルオーブの全兄にあたります。これで兄弟そろっての制覇となりました。レッドベルジュールはその後朝日杯FSで3番人気に推されながら、10着となり、そのまま喉の影響でわずか3戦で無念の引退となってしまいました。母親のレッドファンタジアもすごい母馬で、これまで4頭の馬がデビューしていてい全頭2勝以上している優秀な母馬です。血統もディープインパクトとのニックスということもあり、これまで全頭ディープインパクトとの配合で結果を出してきました。2019年産駒はハーツクライと配合されており、一口価格もお手頃でちょっと東京ホースレーシングでワンチャン狙ってみようかなとさえ思えたほどです。レッドベルオーブは今回のレースでは道中掛かりながらもラストは素質で勝ったような印象でした。新馬戦は見ていないのですがレースを見てなんだか血統的にもレースぶりも2歳時のリアアメリアを彷彿とさせます。次走は恐らく朝日杯FSに出てくるでしょうが、リアアメリアのように蒸発しないか、次で本当の真価が問われそうです。そして兄の雪辱を果たせるのか注目して見ていきたいと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です