週1つ勝負レースを決めて競馬に投資してます。
前提
弥生賞ディープインパクト記念
出走12頭。
中山芝2000mは正面スタンド前の直線右端からスタート。1コーナーまでは約405m。スタートからテンの2ハロンで先行争いが行われるが、道中はスローになりやすい。スタートと最後の直線には急坂がありパワーや小回り適性、スタミナも必要なのも特徴。
最後の直線は約310m。枠順による勝率の差はあまり大きく開きがない。
今年はこのレースで抜群の成績を収める、ディープインパクト産駒がいない。
血統傾向的にはタフな馬場に強い日本血統X欧州傾向にある馬が好成績を収めている。トニービンやノーザンテーストの血を持った馬もいいらしい。
過去5年のレース振り返り
第57回弥生賞(G2)
曇 芝:重 勝ち時計2:02.9
1着1枠① サトノフラッグ
斤量56.0
通過8-8-8-2 上がり36.1(上がり最速)
父ディープインパクト
母父Not For Sale(カロ系)
母系にダマスカスがある血統
リファールのクロス持ち
前走は3歳1勝クラス1着。
通過15-14(ラスト1ハロン上がり最速33.4)
2着7枠⑧ ワーケア
斤量56.0
通過6-6-6-6 上がり36.5(上がり2位)
父ハーツクライ
母父Oratorio(デインヒル系)
ニジンスキーのクロスがある血統
前走ホープフルS(G1)3着。
通過11-10-9-7 上がり35.9(上がり2位)
3着2枠③ オーソリティ
斤量56.0
通過5-5-2-2 上がり36.9
父オルフェーヴル
母父シンボリクリスエス
サンデーサイレンス、ノーザンテーストのある血統
前走ホープフルS(G1)5着。
通過8-8-8-4 上がり36.3(上がり3位)
第56回弥生賞(G2)
雨 芝:重 勝ち時計2:03.3
1着8枠⑩ メイショウテンゲン
斤量56.0
通過6-6-4-5 上がり36.7(上がり2位タイ)
父ディープインパクト
母父フレンチデピュティ
母系にSadler’s Wellsがある血統
前走はきさらぎ賞(G3)芝1800m、5着。
通過は5-4 上がり35.3
2着5枠⑤ シュヴァルツリーゼ
斤量56.0
通過9-9-9-7 上がり36.2(上がり最速)
父ハーツクライ
母父Monsun
母系にSadler’s Wellsのある血統
前走2歳新馬東京芝1800m 1着
通過4-3-4 上がり33.6(上がり最速)
3着7枠⑧ ブレイキングドーン
斤量56.0
通過8-8-8-7 上がり36.7(上がり2位タイ)
父ヴィクトワールピサ
母父ホワイトマズル(ダンシングブレーヴ リファール系)
母系にエルコンドルパサー、トニービンのある血統
前走は東京新聞杯(G3)芝1600mで9着。
通過2-2 上がり35.1
第55回弥生賞(G2)
晴 芝:良 勝ち時計2:01.0
1着8枠⑨ ダノンプレミアム
通過2-2-2-2 上がり34.1(上がり3位)
斤量56.0
父ディープインパクト
母父Intikhab(ロベルト系)
母系にデインヒル(ダンチヒ系)がある血統
前走、朝日FS(G1) 1着。
通過2-2(上がり35.4)
2着7枠⑧ ワグネリアン
通過5-5-5-4 上がり33.7(上がり最速)
斤量56.0
父ディープインパクト
母父 キングカメハメハ
母系にIn Reality(マンノウォー)、セクレタリアトがいる血統
前走東スポ杯、東京芝1800m 1着
通過5-5-4 上がり34.6(上がり最速)
3着3枠⑥ 牡7 ジャンダルム
通過4-4-3-3 上がり34.1(上がり3位タイ)
斤量56.0
父Kitten’s Joy(Sadler’s Wells系)
母父サンデーサイレンス
母系に米国型のダンチヒがある血統
前走ホープフルS(G1)2着。
通過10-10-9-4 上がり36.2(上がり3位)
第54回弥生賞(G2)
晴 芝:良 勝ち時計2:03.2
1着8枠⑪ カデナ
通過7-8 上がり34.6(上がり最速)
斤量56.0
父ディープインパクト
母父フレンチデピュティ
母系にSeattle Slew(ボールドルーラ系)がある血統
前走京都2歳S(G3)、1着。
通過7-8-9-7 上がり33.6(最速)
2着7枠⑩ マイスタイル
通過1-1-1-1 上がり35.1
斤量56.0
父ハーツクライ
母父フォーティナイナー
母系に米国型ダンチヒ、セクレタリアトがある血統
前走こぶし賞(1勝クラス)京都芝1600m、1着。
通過3-3 上がり35.1は上がり2位。
3着8枠⑫ ダンビュライト
通過5-5-5-5 上がり35.0(上がり3位タイ)
斤量56.0
父ルーラーシップ
母父サンデーサイレンス
母系にはRiverman、リボーがある血統
前走、きさらぎ賞、京都芝1800m 3着。
通過5-4 上がりは36.1(上がり3位)
第53回弥生賞(G2)
曇 芝:良 勝ち時計1:59.9
1着8枠⑪ マカヒキ
通過12-9-9-8 上がり33.6(最速)
斤量56.0
父ディープインパクト
母父フレンチデピュティ
母系にブラッシンググルーム(Red God ナスルーラ)がいる血統
前走は若駒S(OP)、京都芝2000m 1着。
通過5-5-6-4 上がり32.6(最速)
2着7枠⑩ リオンディーズ
通過4-4-4-2 上がり34.4(上がり2位タイ)
斤量56.0
父キングカメハメハ
母リシーザリオ
母父スペシャルウィーク
母系にSadler’s Wellsのいる血統
前走、朝日杯FS(G1)、1着。
通過15-15 上がり33.3(最速)
3着4枠④ エアスピネル
通過5-5-5-4 上がり34.4(上がり2位タイ)
斤量56.0
父キングカメハメハ
母父サンデーサイレンス
母系にはノーザンテーストがいる血統
前走、朝日杯FS(G1)、2着。
通過15-15 上がり34.0(上がり2位)
データ
主な馬券内種牡馬
過去5年の主な馬券内種牡馬
ディープインパクト 馬券内6頭 (5-1-0)
今週出走該当馬:なし
キングカメハメハ 馬券内2頭(0-1-1)
該当馬: ホウオウサンデー
オルフェーヴル 馬券内1頭(0-0-1)
該当馬:ソーヴァリアント
ハーツクライ 馬券内3頭(0-3-0)
該当馬:タイセイドリーマー
ヴィクトワールピサ 馬券内1頭(0-0-1)
該当馬:なし
ルーラーシップ 馬券内1頭(0-0-1)
該当馬:なし
Kitten’sJoy 馬券内1頭(0-0-1)
該当馬:なし
大きな括りだと、、
サンデーサイレンス系
サンデーサイレンス系ではディープインパクト、ハーツクライ、ヴィクトワールピサが過去5年で馬券内に。
サンデーサイレンス系の今週出走の該当馬
ダノンザキッド(ジャスタウェイ)
タイセイドリーマー(ハーツクライ)
ソーヴァリアント(オルフェーヴル)
キングマンボ系
キングマンボ系ではキングカメハメハ、ルーラーシップが過去5年で馬券内に。
キングマンボ系の今週出走の該当馬
ホウオウサンデー(キングカメハメハ)
ワンデイモア(ドゥラメンテ)
タイトルホルダー(ドゥラメンテ)
タイムトゥヘヴン(ロードカナロア)
ノーザンダンサー系
過去5年成績を見ているとKitten’sJoyが馬券に絡んでいる。
ノーザンダンサー系の今週出走の該当馬
ゴールデンシロップ(Havana Gold Galileo系)
シュネルマイスター(Kingman 欧州型ダンチヒ系)
その他
過去5年の傾向に該当しない系統
ロベルト系
テンバガー(モーリス)
過去5年データ
外枠有利
1~3枠:1-0-1-13 複勝率13.3%
4~6枠:0-1-2-17 複勝率15.0%
7~8枠:4-4-2-10 複勝率50.0%
以下外枠該当馬
タイムトゥヘヴン
ソーヴァリアント
タイセイドリーマー
シュネルマイスター
関西馬優勢
美浦:1-2-1-22 複勝率15.4%
栗東:4-3-4-16 複勝率40.7%
以下栗東馬
ダノンザキッド
テンバガー
タイセイドリーマー
以上3頭のみ。
前走・重賞レース
過去5年の3着以内15頭中11頭は前走が重賞。
前走重賞勝ち馬の成績は 2-2-1-2
以下前走重賞出走馬
ダノンザキッド(ホープフルS1着)
タイムトゥヘヴン(京成杯2着)
テンバガー(京成杯3着)
タイトルホルダー(ホープフルS4着)
弥生賞(G2)出走馬
1枠1番 ゴールデンシロップ
美浦所属
父Havana Gold(Galileo系)
母父Mr.Greeley(Gone West系 ミスプロ)
母系にニジンスキーがある血統。
前走は未勝利戦、東京芝1800m、1着。上がり34.1
日本ゆかりの血統がない馬。
未勝利戦は好タイムでの勝利。
新馬戦から6秒も差を縮めている。
今回初中山で1ハロンの距離延長になるが、無くもない。
最終追切り
3/3 美浦・南W 重 助手
併せ3頭 内 鋭く抜けるも全体時計がかかってる印象
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 69.0 | 53.7 | 38.9 | 11.9 |
1枠2番 ダノンザキッド
栗東所属
父ジャスタウェイ
母父Dansili (デインヒル系)
リファールのクロスがある血統
前走ホープフルS、1着で現在無敗。現在圧倒的一番人気。
調教の動きもよく体調も万全。ホープフルSでは坂でさらに一伸びして先頭を交わした。この馬の負けるパターンを考えてみたが、今回は前走よりも状態がいいみたいでこの頭は思ってたよりも固い。ここは通過点。パドック、返し馬では入れ込み気味(それでも勝ったが)だったのでマイナスがあるとすればその辺りの体調面だろうか。
最終追切り
3/3 栗東 CW 不良 助手
内 馬なり 余力十分で突き抜ける
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
84.2 | 67.6 | 53.0 | 38.9 | 11.7 |
3枠3番 テンバガー
栗東所属
父モーリス
母父スペシャルウィーク
母系にはミスプロ系Woodman、Rivermanのクロスがある血統
前走京成杯3着。スピードはそれほど無い馬に見えるが、競馬での道中の折り合いはよく、優等生的な綺麗な走りをする印象。身内の出資馬で、命名馬であるから1着までの期待をしたいが、新馬戦と一緒に走ったダノンザキッドのほうがまだまだ力は上に見える。今回はミルコと初コンビで思い切った競馬を見てみたい。先行してくれると皐月賞の出走圏内までありそう。
最終追切り
2/24 栗東・CW 不良 M.デムーロ
併せ 内
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 68.0 | 52.4 | 38.0 | 12.6 |
4枠4番 タイトルホルダー
美浦所属
父ドゥラメンテ
母父Motivator(Sadler’s Wells系)
母系にミルリーフがいる血統。
前走はホープフルS、4着。前走は先行して好意をキープし、直線まで理想的な競馬をしていて内容は悪くなかったが、ダノンザキッドの1着を含め、上位3頭が強かった。この馬のこれまでの経験から、メンツがさほど揃っていないこのレースなら馬券内もありうる。馬場が渋っても対応できる血統だ。
最終追切り
2/24 美浦・南W やや重 横山武
単走 馬なり
– | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 69.0 | 53.7 | 39.5 | 11.8 |
5枠5番 ホウオウサンデー
美浦所属
父キングカメハメハ
母父サンデーサイレンス
母系にヌレイエフがある血統
前走は中山芝2000mの新馬戦から3カ月空けての弥生賞挑戦だが、キレる脚もあり、新馬戦での勝ちっぷりが好印象。レースでの経験不足は他の馬よりもあるが、この馬がダノンザキッドの2番手対抗となってもおかしくはない。データ的に前走重賞ではい点と中枠不振なところはあるが、これは期待できる穴馬。
最終追切り
3/3 美浦・坂路 やや重 助手
併せ
– | 800m | 600m | 400m | 200m |
– | 53.6 | 39.2 | 25.7 | 12.9 |
6枠6番 ワンデイモア
美浦所属
父ドゥラメンテ
母父アサティス(ノーザンダンサー系)
母系にモガミ、リファールのある血統
前走中山芝2000m、1勝クラスで1着。前走の競馬は後方からの競馬であったがじわじわと先行勢を追い抜き去り1着。お手本的ないい競馬をしていた。この馬も重賞未経験だが決して劣っているようには見えない。
最終追切り
3/3 美浦・南W 重 助手
馬なり 並走内 動き軽快
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 66.4 | 51.8 | 38.2 | 13.0 |
7枠7番 タイムトゥヘヴン
父ロードカナロア
母父アドマイヤベガ(サンデーサイレンス)
母系にはノーザンテーストがいる血統
前走は京成杯で2着。先行策が功を奏した。出遅れ癖がある馬なのでゲート出てからにはなるだろう。枠、血統構成的にはこのコース適性は問題ない。乗り方一つで凡走もしそうな馬である。前走デムーロ騎手が乗り、テンバガーより先着しているが、今回はデムーロがテンバガーに乗る。鞍上的魅力はあちら側にある。
最終追切り
3/3 美浦・南W 重 三浦
併せ 外
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 67.5 | 52.4 | 39.1 | 13.2 |
7枠8番 ソーヴァリアント
美浦所属
父オルフェーヴル
母父シンボリクリスエス
母系にFairy Kingのある血統
前走中山芝2200m未勝利戦からの1着。前走未勝利戦であるが、父オルフェーヴルということもあり、馬場が若干渋りそうな今週の中山との相性は良さそう。過去5年でもオルフェーヴル産駒が重で2着に来ている。紐荒れの1頭として抑えておきたい。
最終追切り
3/3 美浦・南W 重 大野
併せ 馬なり 動き軽快
6F | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 69.3 | 52.7 | 38.3 | 13.1 |
8枠9番 タイセイドリーマー
栗東所属
父ハーツクライ
母父Tale of the cat(Storm Cat系)
母系父にUbridled’s Songがいる血統。
前走中京芝2000m若駒S(L)で4着。新馬戦では中山芝2000m1着と中山適性はある。栗東所属で外枠。本当は前走非重賞で馬券外組は切りたかったが条件はいい。ただこの馬は血統的にパンパンの良馬場が合いそうなのと前走は好位で競馬するも失速。
最終追切り
3/3 栗東・坂路 重 助手
– | 800m | 600m | 400m | 200m |
– | 51.7 | 38.5 | 25.4 | 12.7 |
8枠10番 シュネルマイスター
美浦所属
父キングマン(Invicible Spirit Green Desert系ダンチヒ)
母父 In the Wings(Sadler’s Wells系)
母系にはゼダーン系(グレイソヴリン)、ブランドフォード系とごりごりの欧州血統。
前走はひいらぎ賞1勝クラス(中山芝1600m)で1着圧勝。キレる伸び脚があり、スピードもある。
父キングマンはマイラーであったが血統的にはかなりのスタミナタイプである。2ハロンの距離延長となるがこなせない血統ではない気がする。
2戦2勝と未知の魅力がある。また今回鞍上のルメールが進言してのこの距離らしいので見逃せない1頭である。調教師は距離はやってみないと分からないと少し自信に欠ける。
最終追切り
3/3 美浦・南W 重 嶋田
併せ
– | 5F | 4F | 3F | 1F |
– | 67.3 | 51.6 | 37.9 | 12.3 |
注目馬
過去の傾向では前走重賞出走組みが買いとなっているが、今回のレースに関しては前走新馬戦、条件戦からの参戦組でもさほどレベルの差は感じない。
これらを総合しての注目馬は以下である。
ダノンザキッド
この馬が飛んで荒れるパターンも最初は想像したが、こうやって普通に調べて振り返るとこの馬が負けるのはまだ先になりそう。ここは通過点か。
ホウオウサンデー
前走新馬戦からの挑戦だが、良血であり競馬センスもあり前走の勝ちぷりからここでのワンパンチは十分ありえる。ディープ産駒がいない今年のレース、日本の王道血統はこの馬である。
ソーヴァリアント
前走未勝利からの参戦だが、過去のレースで不運もあった馬。今週の中山の馬場適性はこの馬にある。
シュネルマイスター
ダノンザキッドと現在想定2番人気のこの馬が来たら馬券的には全然おいしくないので買いづらいが、これまでの余裕の勝ちぷりからやはり抑えてはおきたい馬の1頭。依頼はあったかは不明だが、新馬戦に乗ったテンバガーには乗らずこの馬で出走するのだからルメール本人の期待値は高いのだろう。
テンバガー
こちらは応援馬券に近いが、鞍上M.デムーロで何か大仕事をやってくれるのではないかと期待。また、この日のレースが当馬の誕生日。因縁の相手ダノンザキッドと隣の枠順と、何かドラマがありそう。これまで戦ってきたメンバーレベルも決して弱くはない。
ゴールデンシロップ
この馬の血統的魅力と前走の好タイム、なんやかんやのゴドルフィンが何とも捨てがたい。
タイムトゥヘヴン
前走京成杯2着の実力は捨てがたい。出遅れたら馬券内は一気に無くなる馬であるが、、
買い方はダノンザキッドとホウオウサンデーの2頭軸で上記上げた馬に流す方向で勝負をしたい。マルチでも30点。これらの買い目の最高はおよそ2700倍(3/7 5時55分時点)
そしてテンバガー、皐月賞出走祈願で複勝を少し買うぐらいで勝負します。
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