「ラップに見る『走る馬』の条件 ―坂路・ウッド調教の目安―」

🐎 調教タイムの目安メモ

※以下の内容は、某記者さんや、某YouTubeで元調教師の方が語っていた内容をもとにまとめたものです。
個人的に毎回忘れてしまうので、自分用の記録として残しておきます。

調教欄で頻繁に出てくる坂路とウッドのタイムで考えます。


▪ 坂路調教の目安

坂路では、4ハロン(800m) 51秒9以下、2ハロン(400m) 24秒9以下あたりがひとつの目安とされています。
また、少し緩めの見方では「1ハロン(200m)12秒台以下、2ハロン(400m) 24秒台以下、4ハロン(800m) 55秒台以下」でも合格ラインと考える人もいるようです。

特に、1ハロン12秒前後でまとめてくる馬は走る――という言葉はよく耳にします。スピード持続力のある馬ほど、このラインを安定して出せる印象です。


▪ ウッドチップコースの判断

ウッドチップコースでは、6ハロンで80秒を切っている馬はスピード的に優秀と見られます。
ただし、例えば79秒台をマークしていても、ラスト1ハロンが12秒後半〜13秒台に落ちている場合は注意が必要です。
このようなケースは「ラストで余力を欠いた」と判断してもよく、タイム以上にラップのバランスを重視すべきとのことです。


こうして改めて整理してみると、単に「時計の速い・遅い」だけでなく、全体の流れや終いの伸びをどう見るかが重要なんだと感じます。
次回から調教欄を見るときに、この基準を思い出せるようにしておきたいです。

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