2歳オープン戦、カンナS芝1200mに出走するアルムブラストの応援に中山競馬場へ行ってきました!
これで新馬戦の福島から未勝利戦の新潟、そして今回のオープン戦で中山競馬場、もうアイドルの追っかけばりにアルムブラストが行くところにどこへでもついて行ってます。
しかし今回1200mという短距離に挑むアルムブラストですが、スプリンターではなく、マイルが適性距離だと思っていたので、福島の新馬戦のこともあって、今回のレースは取りこぼしてもおかしくないとずっと思っていました。
ですので負けても余力のある2着でもまぁいいだろう。。と結果にショックを受けないように事前に自分に言い聞かせてきました。
第9Rに行われるカンナSは前回の未勝利戦とは明らかに違い、前走短距離重賞レースにも出走した馬などアルムブラスト以外は1200mを主戦としているような骨っぽいメンバーが揃っていました。
そして今回アルムブラストの枠順も7枠の10番と外目で、逆に有力人気馬は有利と言われる内枠に集中していました。
てな感じに期待と不安の中アルムブラストを応援しに行った訳です。
家族総出でアルムブラストの応援に行った訳ですが、競馬場に着いたのは5レースが終わったくらいの時間。
そわそわしながらとりあえずアルムブラスト登場まで他のレースの馬券で遊びました。(まぁ当たる訳ない)
そして第9Rが近づき、8Rはスルーでパドックが始まるのを待ちます。
約30分待ってパドックがスタート。
アルムブラストがゼッケン10番。当然ながら10番目に登場しました。
トモに星マークがくっきり見え、馬体も相変わらずとてもよく見えます。
気になったことがあるとすれば増え続ける馬体重でしょうか。
今回出走馬で堂々の500キロ越え。前走からもまたさらに+4で508キロでした。
そしてライバルの人気馬もとても落ち着いていてよく見えます。
それでもアルムブラストも負けてないということがオーラから伝わりました。
この時点で2番人気、ちょっと前までは1番人気2倍代だったのですが、ほかの馬がよく見えたのでしょう。
気づいたら2番人気3.7倍になっていました。
しかしパドック回りすぎですね。状態もいいことから、この間にやる気が無くならないか変な心配をしはじめました。
そしてジョッキーが来てまた何周かした後に馬場入場。
相変わらずいい感じ。
サービス精神からか、アルムブラストは観客の目の前を通っていきました。
うーん、かっこいい。
さて、私は期待と不安でいっぱいでしたが、やはり距離が1200ということが心配でいっぱいでした。
しかし新馬戦で届かなかった馬場にに比べれば中山は急坂もあり、直線距離もまだ福島よりも長い。。
まぁ中山の芝といえば前残りが勝つイメージなのでスタートさえ出遅れなければそのまま押し切って勝つこともできると信じていました。
返し馬から裏開催の阪神9Rの終わりまで、私は手が震えぱなしでした。
あー頼むから万が一負けても次に繋がるレースをしてくれ。。そんな気持ちでいました。
そして14時35分頃。
第9RカンナSのスタートのファンファーレが鳴ります。
心臓の鼓動が高鳴ります。
この時を待ち望んでいましたが、やはり実際とても怖いものです。
各馬ゲートに入っていきます。
スタートはすんなり出てくれ!そう願って見ていました。
そしてレースがスタート。
さすがアルムブラスト、、スタートはポンと出て抜群にいい好スタートを切りました。
よし!この子スタートは毎回完璧のようだ。
人気の内枠の馬が先行し、アルムブラストも先団に追走する中ずるずる後退しはじめます。
後退というよりも抑えた形でしょうか・・・。
あら、今の中山の馬場は前で競馬するのが鉄則。
そんなに控えて大丈夫なのか。。。とまた福島の新馬戦の悪夢を思い出しはじめます。
おいおい、そんな乗り方して、結構後ろで競馬するな。。。
直線また届かないんじゃないか。。。とさえ思いました。
そして直線。
先頭集団が直線に向かう中まだアルムブラストは後方のカーブを回ってる途中。
直線に向かっても中団の位置で伸びてくるのか来ないのか際どい位置。
ここで伸びない人気馬も何度も見てきました。
しかしアルムブラストは直線に入ってからじわじわと外から足を伸ばしてきます。
坂に入った途端加速。
外枠は厳しいと言われている馬場でじわじわと加速するアルムブラスト。
いやー結構後ろだなーこれ間に合うんかと、デビュー戦の再現が一瞬よぎりました。
しかし後方一気に豪快な末脚!
え、これ交わせんの?交わせんの?
隣で見ていた兄は伸びてきた時点で勝ちを確信してました。
しかし私は完全に差し切るまで落ち着かない…。
届くのか!?
なんと先頭を逃げる馬を半馬身差で差し切り1着!
(説明下手なのでYoutubeなどで映像を見ることを強くおススメします)
いやぁーしびれました。。。
ゴール前で差せー!と叫び周りの目もはばからず狂喜乱舞してた家族は私たちです。
信じてはいましたが、まさかアルムブラストにこんな力があったとは。。
これで母ヴァンフレーシュ共にカンナS親仔2世代制覇です!
母の実力に並ぶことができました。
この後は母に似ず、父(リアルインパクト)をも超える馬になってほしいです。
これは京王杯2歳Sでも人気の一角に躍り出るのではないでしょうか。
次も鞍上は三浦皇成騎手になるでしょうか。
ここまで来たらこのコンビでとりあえずは朝日杯まで目指してほしいです。(気が早い)
京王杯2歳Sはキズナ産駒で函館2歳Sを制覇したビアンフェや同レース2着のルメール騎乗のタイセイビジョンが出走予定とのこと。
今後もアラムブラストが出走するレースは強者ばかりでしょうが、果敢に挑んでもらいたいです!
おめでとうとお疲れ様をアルムブラストに届けたいです。
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