ダートグレード競走の体系が2024年から大幅に変わりました
自分用のメモも兼ねてその変更点を記載
目次
新ダート体系 2・3歳短距離路線変更点
重賞級認定競争の新設
2歳秋および3歳春において高額賞金の重賞級認定競争(別名ネクストスター)を新設
ダートグレード競争の整備
兵庫チャンピオンシップの競争距離を1870mから1400mへと変更し、3歳春季短距離路線の頂点競争として位置づけ
北海道スプリントカップ(JpnIII・門別1200m)の出走資格を3歳に実施時期を8月中旬に変更
エーデルワイス賞(JpnIII・門別1200m)の実施時期を11月上旬頃に変更
新ダート体系 3歳中距離路線変更点
3歳ダート三冠競争の創設
羽田盃(Jpn1・大井1800m)および東京ダービー(Jpn1・大井2000m)を新たにダートグレード競争として実施
ジャパンダートダービー(Jpn1・大井2000m)はジャパンダートクラシックへ改称し、実施時期を10月上旬に変更
前哨戦の整備
ブルーバードカップ(Jpn3・船橋1800m)を新たにダートグレード競争として実施
羽田盃の前哨戦に雲取賞(Jpn3・大井1800m)と京浜盃(Jpn3・大井1700m)を位置づけ
東京ダービーの前哨戦にユニコーンS(G3)を位置づけし、京都1900mへ変更
ジャパンダートクラシックの前哨戦に不来方賞(Jpn2・盛岡2000m)を位置づけし、新たにダートグレード競争として実施
新ダート体系 古馬短距離マイル路線変更点
古馬短距離路線の整備
新たな上半期の頂点競争としてさきたま杯(Jpn2・浦和1400m)をJpn1へ昇格して実施
かきつばた記念の負担重量をハンデキャップからグレード別定へ変更し3月上旬頃に実施
新ダート体系 古馬中距離線変更点
古馬中距離路線の整備
11月から1月までG1/Jpn1競走が連続して設定されていることを踏まえローテーションの整備および出走馬の質の向上を図る観点から川崎記念(Jpn1・川崎2100m)の時期を4月上旬に変更して実施
名古屋グランプリの実施時期を5月上旬にし、出走条件を3歳以上から4歳以上へ変更
名古屋大賞典の実施時期を12月下旬に出走条件を4歳以上から3歳以上へ変更
ダイオライト記念の負担重量を定量からグレード別定へ変更
新ダート体系 牝馬路線変更点
古馬牝馬路線の整備
下半期にJBCレディスクラシック(Jpn1)が設定されている一方で、上半期には目標となる競走が設定されていない状況を踏まえ、エンプレス杯の実施時期を5月上旬へ変更し、新たな上半期の頂点競走として設定
各地区から頂点競争へ向かう競走体形を構築する観点からTCK女王盃(Jpn3)の実施場を大井から園田競馬場へ変更 兵庫女王盃(Jpn3・1870m)へ改称して実施
クイーン賞の出走資格を3歳以上牝馬から4歳以上牝馬へ、実施時期を2月上旬へ変更
ブリーダーズゴールドカップの実施時期を9月上旬頃へ変更
3歳牝馬路線の整備
上半期に関東オークス(Jpn2)が設定されている一方で下半期には目標となる競争が設定されていない現状を踏まえマリーンカップ(Jpn3)を3歳牝馬限定戦・9月下旬実施へ変更し、新たな上半期の頂点競争として設定
グランダム・ジャパン
なお牝馬路線にはグランダム・ジャパンポイントというものがある
全国各地で行われる牝馬重賞を世代別に体系づけ、競走成績によってポイントを付与し、2歳、3歳、古馬の世代別ポイント獲得上位馬に対してボーナス賞金が授与される
地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに、交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指す
GRANDAME JAPANとはフランス語のGRANDE(偉大な)とDAME(婦人)を合わせた造語である
グランダム・ジャパンポイント対象レース(2025年2月現在)
春シーズン
クイーン賞(Jpn3)
レジーナディンヴェルノ賞
ブルーリボンマイル
若草賞土古記念
兵庫女王杯(Jpn3)
佐賀ヴィーナスカップ
エンプレス杯(Jpn2)
秋シーズン
スパーキングレディーカップ(Jpn3)
兵庫サマークイーン賞
ノースクイーンカップ
読売レディス杯
ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)
ビューチフルドリーマーカップ
秋桜賞
レディスプレリュード(Jpn2)
JBCレディスクラシック(Jpn1)
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