2018年総括。一口馬はどれくらい出資者の夢である、重賞を取ったのか。

2018年は重賞141レースありました。

その中で重賞レースを獲得した、一口馬主馬は一体どれくらいいたのでしょうか。

ざっくり見ても今年のシルクレーシングは活躍した頭数や勝ち鞍を見ても目を見張るものがあります。

また、サンデーレーシング はなんだかんだ安定的に活躍馬を多く輩出しています。

以下2018年、一口馬主出身の重賞獲得馬です。

社台ホースレーシング

一口馬主の老舗。

近年は昔のような勢いは無いと言われ、募集時も同グループのサンデーサラブレッドクラブとG1レーシングより売れ残りが目立つようになってしまいました。

しかし、こう見ると重賞勝ちした頭数は他のクラブと比べてもあまり優劣がありません。

ただ、一口価格が100万円以上と、後述するサンデーサラブレットクラブや、G1レーシングに比べ高い馬しか走らないところも少し気がかりなところはあります。

以下社台ホースレーシング2018年重賞勝利馬

リバティハイツ 牝

父キングカメハメハ
母ドバウィハイツ
勝ち鞍: フィリーズレビュー(G2)
ターコイズS(G3) 2着。
調教師: 高野友和 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格 100万円/40口

ステイフーリッシュ 牡

父ステイゴールド
母カウアイレーン
勝ち鞍: 京都新聞杯(G2)
ホープルステークス 3着。
調教師 : 矢作芳人(栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格 125万円/40口

ヨカグラ セン馬

父ハービンジャー
母ダンスオールナイト
勝ち鞍: 小倉サマージャンプ(J.G3)
東京ハイジャンプ(J.G2) 2着。
調教師: 中竹和也 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格 100万円/40口

シェーングランツ 牝

父ディープインパクト
母スタセリタ
勝ち鞍: アルテミスS(G3)
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: 社台ファーム
一口価格 200万円/40口

スティッフェリオ 牡

父ステイゴールド
母シリアスアティテュード
勝ち鞍: 福島記念(G3)
調教師: 音無秀孝 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格 150万円/40口

ギベオン 牡

父ディープインパクト
母コンテスティッド
勝ち鞍: 中日新聞杯(G3)
NHKマイルC(G1) 2着。
毎日杯(G3) 2着。
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: 社台ファーム
一口価格 250万円/40口

シルクレーシング

2018年はアーモンドアイ 、ブラストワンピースにプリモシーンの3歳馬の活躍が目立ち、シルクの当たり年でした。

アーモンドアイ の3冠牝馬にジャパンカップ勝利。

またブラストワンピースの有馬記念勝利でシルクの黄金時代が到来しました。

まだ3歳馬ということもあり、来年の活躍に期待できる点、さらに500口から出資できるということで、お手頃価格であることから、2019年も当クラブにさらに注目が集まることでしょう。

以下シルクレーシング2018年重賞勝利馬

セダブリランテス 牡

父ディープブリランテ
母シルクユニバーサル
勝ち鞍: 中山金杯(G3)
調教師: 手塚貴久 (美浦)
生産: 白老ファーム
一口価格 5万円 /500口

プリモシーン 牝

父ディープインパクト
母モシーン
勝ち鞍: フェアリーS(G3)
関屋記念(G3)
調教師: 木村哲也 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 11万円 /500口

アーモンドアイ 牝

父ロードカナロア
母フサイチパンドラ
勝ち鞍: シンザン記念(G3)
桜花賞(G1)
優駿牝馬(G1)
秋華賞(G1)
ジャパンカップ(G1)
調教師: 国枝栄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 6万円 /500口

ブラストワンピース 牡

父ハービンジャー
母ツルマルワンピース
勝ち鞍: 毎日杯(G3)
新潟記念(G3)
有馬記念(G1)
調教師: 大竹正博 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 4万円 /500口

ヒーズインラブ 牡

父ハービンジャー
母シーズインクルーデッド
勝ち鞍: ダービー卿チャレンジ(G3)
調教師: 藤岡健一 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 4万円 /500口

ストロングタイタン 牡

父Regal Ransom
母タイタンクイーン
勝ち鞍:鳴尾記念(G3)
中日新聞杯(G3) 3着
調教師: 池江泰寿 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 8万円 /500口

サンデーレーシング

社台グループ一口馬主クラブのエースそして超人気クラブのサンデーレーシング。

2018年も安定的にニューヒーロー、ニューヒロインが誕生し、G1を獲得した馬も数頭誕生しました。

また出資額も低額から高額まで幅広く、さすがサンデーレーシング様様と言ったところでしょうか。

2018年に重賞を獲得したサンデーレーシング出身の馬は全てノーザンファーム育成でした。

以下サンデーレーシング2018年重賞勝利馬

パフォーマプロミス 牡

父ステイゴールド
母アイルビーバウンド
勝ち鞍:日経新春杯(G2)
アルゼンチン共和国杯(G2)
目黒記念(G2)3着
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 80万円 /40口

ダンビュライト 牡

父ルーラーシップ
母タンザナイト
勝ち鞍:アメリカジョッキーC(G2)
産経賞オールカマー(G2) 3着。
調教師: 音無秀孝 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 90万円 /40口

フェイムゲーム セン馬

父ルーラーシップ
母タンザナイト
勝ち鞍:ダイヤモンドS(G3)
調教師: 宗像義忠 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 90万円 /40口

ラッキーライラック 牝

父オルフェーヴル
母ライラックスアンドレース
勝ち鞍:チューリップ賞(G2)
桜花賞(G1) 2着
優駿牝馬(G1) 3着
2017年 阪神ジュベナイルF(G1)
調教師: 松永幹夫 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 90万円 /40口

ステルヴィオ 牡

父ロードカナロア
母ラルケット
勝ち鞍:フジTVスプリングS(G2)
マイルチャンピオンS(G1)
毎日王冠(G2) 2着。
調教師: 木村哲也 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 100万円 /40口

ケイデンスコール 牡

父ロードカナロア
母インダクティ
勝ち鞍:新潟2歳S(G3)
調教師: 安田隆行 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 70万円 /40口

グランアレグリア 牝

父ディープインパクト
母タピッツフライ
勝ち鞍:サウジアラビアRC(G3)
朝日フューチュリティ(G1) 3着。
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 175万円 /40口

アエロリット 牝

父クロフネ
母アステリックス
勝ち鞍:毎日王冠(G2)
中山記念(G2) 2着。
安田記念(G1) 2着。
2017年 NHKマイルC(G1)
調教師: 菊沢隆徳 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 40万円 /40口

フィエールマン 牡

父ディープインパクト
母リュヌドール
勝ち鞍: 菊花賞(G1)
調教師: 手塚貴久 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 250万円 /40口

キャロットレーシング

個人的には400口〜500口のクラブでシルクと双璧をなすキャロット。

2017年に日本ダービーを勝利したレイデオロやホープルステークスを勝利した、来年のクラシックが楽しみなサートゥルナーリアもここのクラブ出身です。

尚、ここのクラブもシルク、サンデーレーシング同様ノーザンファーム育成の馬が中心です。

以下キャロットレーシング2018年重賞勝利馬

リスグラシュー 牝

父ハーツクライ
母リリサイド
勝ち鞍:東京新聞杯(G3)
エリザベス女王杯(G1)
阪神牝馬S(G2) 3着。
ヴィクトリアマイル(G1) 2着。
府中牝馬(G2) 2着。
香港ヴァーズ(G1) 2着。
調教師: 矢作芳人 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 7.5万円/400口

ムーンクエイク セン馬

父アドマイヤムーン
母リッチダンサー
勝ち鞍:京王杯スプリングC(G2)
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 10万円/400口

レイデオロ 牡

父キングカメハメハ
母ラドラータ
勝ち鞍:産経賞オールカマー(G2)
天皇賞(秋)(G1)
有馬記念(G1) 2着。
京都記念(G2) 3着。
2017年 東京優駿(G1)。
調教師: 藤沢和雄 (美浦)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 15万円/400口

クラージュゲリエ 牡

父キングカメハメハ
母ジュモー
勝ち鞍:ラジオN杯京都2歳S(G3)
札幌2歳S(G3) 3着。
調教師: 池江泰寿 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 12.5万円/400口

サートゥルナーリア 牡

父ロードカナロア
母シーザリオ
勝ち鞍:ホープフルS(G1)
調教師: 中竹和也 (栗東)
生産: ノーザンファーム
一口価格: 35万円/400口

ウインレーシング

ウインレーシングに関しては自分もよくわかりませんでしたが、中央馬だけでなく、地方馬にも出資できる、レースクラブです。

過去に、NHKマイルカップ(G1)を勝利した、ウインクリューガーがいました。

今年は30頭ぐらい募集していますが、他クラブが60頭から200頭募集している点から見ても頭数はそんなに多くありませんが、2018年は2頭重賞勝ちをしています。

以下ウインレーシング2018年重賞勝利馬

ウインブライト 牡

父ステイゴールド
母サマーエタニティ
勝ち鞍:中山記念(G2)
中山金杯(G3) 2着。
調教師: 畠山吉宏 (美浦)
生産: コスモヴューファーム(新冠町)
一口価格: 8万円/400口

ウインテンダネス 牡

父カンパニー
母モエレメルシー
勝ち鞍:目黒記念(G2)
調教師: 杉山晴紀 (栗東)
生産: アサヒ牧場(新冠町)
一口価格: 2.75万円/400口

ユニオンオーナーズ クラブ

エポカドーロの皐月賞勝利で私は知ることができたクラブです。

当馬はオルフェーヴル産駒牡馬初のG1勝利馬になったことで注目されています。

当クラブは価格に合わせて、200口から500口と幅があります。

過去の活躍馬にサンビスタやサンドピアリスなどがいます。

以下ユニオンオーナズ クラブ2018年重賞勝利馬

エポカドーロ 牡

父オルフェーヴル
母ダイワパッション
勝ち鞍:皐月賞(G1)
東京優駿(G1) 2着。
フジTVスプリングS(G2) 2着。
調教師: 藤原英昭 (栗東)
生産: 新ひだか町
一口価格: 9万円/500口

G1レーシング

社台グループの一口馬主クラブの中で一番新しいクラブです。

2016年のペルシアンナイトが初G1を獲得するなど、まだまだ若いクラブです。

2018年はルヴァンスレーヴというダートの怪物がニューヒーローとして生まれましたが、重賞勝利頭数は社台グループの中では最下位の3頭まででした。

また、G1レーシングは追分ファーム生産、育成が中心ですが、白老ファーム生産の馬の方がよく走る印象です。

ルヴァンスレーヴも白老ファームの馬でした。

以下G1レーシング2018年重賞勝利馬

サングレーザー 牡

父ディープインパクト
母マンティスハント
勝ち鞍: マイラーズC(G2)
札幌記念(G2)
天皇賞(秋)(G1) 2着。
調教師: 浅見秀一 (栗東)
生産: 追分ファーム
一口価格: 100万円/40口

ジュールポレール  牝

父ディープインパクト
母サマーナイトシティ
勝ち鞍: ヴィクトリアマイル(G1)
調教師: 西園正都 (栗東)
生産: 白老ファーム
一口価格: 110万円/40口

ルヴァンスレーヴ 牡

父シンボリクリスエス
母マエストラーレ
勝ち鞍: ユニコーンS(G3)
チャンピオンズC(G1)(中央競馬重賞のみ記載)
調教師: 萩原清 (美浦)
生産: 白老ファーム
一口価格: 60万円/40口

ロードホースクラブ

2018年にJRA顕彰馬としても選ばれ、JRA現役最強馬、アーモンドアイ の父でもある、名馬ロードカナロアの出身クラブです。

冠名として牡馬にはロード、牝馬にはレディがつくところが面白いところです。

主な生産牧場はケイアイファームです。

以下ロードホースクラブ2018年重賞勝利馬

ロードクエスト 牡

父マツリダゴッホ
母マツリダワルツ
勝ち鞍: スワンS(G2)
調教師: 小島茂之 (美浦)
生産: 様似堀牧場
一口価格: 2.16万円/500口

総括

全体で見れば2018年は重賞44勝でした。

141戦44勝で全体の約30%を一口馬が占めています。

さらに、G1勝利数だけを見れば一口馬はかなり活躍しています。

2018年のG1は地方競馬持ち回りのダートG1(この年は中央の京都で開催)を含めると29回G1が開催されました。

そのうち一口出身の馬がG1に勝った数は13勝でした。

つまり29戦13勝です。

全体の45%で、通年開催通りに、つまり先述の地方持ち回りG1、3戦をもし含めなければ、なんと5割の勝率です。

クラブ別で見ると、

サンデーレーシング
2勝
シルクレーシング
5勝
キャロットクラブ
3勝
G1レーシング
2勝
ユニオンオーナーズ クラブ
1勝

でした。

また、生産牧場で見ると、ユニオンオーナーズクラブのエポカドーロ、G1レーシングのジュールポレールとルヴァンスレーヴの3頭を除くと全てノーザンファームです。

G1馬に限らず、重賞勝利馬をのべ33頭今まで紹介してきましたが、19頭もの馬、つまり58%がノーザンファーム出身馬です。

G1レーシングに関して言えば、追分ファームの活躍よりもやはり白老ファーム生産の馬が目立っています。

出資馬を選ぶ中で、ノーザンファームまたは白老ファーム生産は外せない要素の1つです。

種牡馬別ですと、ディープインパクト産駒の重賞勝ちが5頭(内G1、2勝)それに次ぎロードカナロア産駒が4頭(G1、6勝)いました。

その他は以下です。

キングカメハメハ 産駒3頭 (G1、1勝)

ステイゴールド産駒3頭

ハービンジャー産駒3頭

ルーラーシップ産駒2頭

オルフェーヴル産駒2頭 (G1、1勝)

ハーツクライ産駒 1頭 (G1、1勝)

クロフネ産駒 1頭

シンボリクリスエス産駒 1頭 (G1、1勝)

アドマイヤムーン産駒 1頭

マツリダゴッホ産駒 1頭

カンパニー産駒 1頭

Regal Ransom 1頭

でした。

 

調教師別では、重賞勝利馬33頭のうち、藤沢和雄 (美浦)が4頭、藤原英昭 (栗東)が3頭と上位でした。

厩舎別だと、栗東(関西)入厩馬が18頭、美浦(関東)入厩馬が15頭でした。

G1勝利馬に限定すると、美浦が6頭、栗東が4頭でした。

前までは厩舎は栗東の馬が圧倒的に強いと言われてきましたが、一口馬限定で見れば、あまり力の差が無いようにも見えます。

以上、2018年度の重賞勝利馬からみる一口馬でしたが、出資する際の確率の参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

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